2011年 07月 17日
Farmers Market - Stian Carstensen (スティアン・カシュテンセン) |
ノルウエーのバンド Farmers Market は過去何回か来日している。最初はお台場の TLG での一回限りの公演だった。九州はじめ、日本各地から熱心なファンの方が集まった。Peter Barakan をして「一回じゃ勿体ない」といわしめた。その次は2004年、渋谷のエッグマンで3回演奏した。今でもYouTube にその時のライヴが出ている。その翌年には Real & True で企画した"Norwegian Jazz Week" に参加、愛知万博でも出演を果たした。そして前回、2008年は一般公演として新宿Pit Inn で一回、その他イヴェント出演など新たな展開があった。
最初に出会ってから早十年が経過した。その間、世の中は大変な変わりようだ。でも Farmers Market のすっとんだ音楽性は微塵も変わらない。ここ何年かは社会が彼らに近づいてきて理解が深まった。わかるにはライヴを見るのが最も早い。CD とかネットでは十分ではない。
この容易でないバンドを引っ張るには容易でない人物が必要だ。それがStian Carstensenという天才だ。才能あるミュージシャンが多いノルウエーででさえも、Stian は一目置かれる。楽器は何でもすぐにマスターしてしまう。それも驚くほど味わい深い生演奏へと昇華させる。スライド・ギターも、始めたなと思ったら、すぐにステージで弾いて、バンドに新たな雰囲気をもたらした。本来、アコーデオンがメインだが、結構、歌も歌ってしまう。ステージ・トークもやたらに面白い。ミュージシャンが Stian を "crazy" と呼ぶとき、そこには大いなる賞賛が含まれている。 2004年来日時のStian
photo: 前沢春美
最初に出会ってから早十年が経過した。その間、世の中は大変な変わりようだ。でも Farmers Market のすっとんだ音楽性は微塵も変わらない。ここ何年かは社会が彼らに近づいてきて理解が深まった。わかるにはライヴを見るのが最も早い。CD とかネットでは十分ではない。
この容易でないバンドを引っ張るには容易でない人物が必要だ。それがStian Carstensenという天才だ。才能あるミュージシャンが多いノルウエーででさえも、Stian は一目置かれる。楽器は何でもすぐにマスターしてしまう。それも驚くほど味わい深い生演奏へと昇華させる。スライド・ギターも、始めたなと思ったら、すぐにステージで弾いて、バンドに新たな雰囲気をもたらした。本来、アコーデオンがメインだが、結構、歌も歌ってしまう。ステージ・トークもやたらに面白い。ミュージシャンが Stian を "crazy" と呼ぶとき、そこには大いなる賞賛が含まれている。
photo: 前沢春美
by invs
| 2011-07-17 13:02
| Farmers Market