2015年 05月 13日
Splashgirl の来日ツアー - 本日、最終日 |
ノルウェーの三人組 Splashgirl の来日ツアーがいよいよ最後の日を迎えた。今夜の柏 Nardis 公演で彼らの行脚は終わる。
哲学者の如く、信ずる道を進み世に自らの理を説く。昨夜の京都 RAG でのライヴで同じステージに立った日本のミュージシャンの方が話されていたが、己に「よほど自信がないと(Splashgirl のような)演奏はできない」というぐらい、徹底して一般的・通俗的エンタテインメント性を排している。むしろ、その世俗抵抗力をこそオーディエンスに真の精神的享楽(エンタテインメント)として提示したいということだろう。
確かに、ここ10 年ほどぐらい、オーディエンスに真剣なリスニングを求める音楽は増えている。スイスのNik Baertsch による Ronin もそうだ。注意して聴いていないとわからない微細な音楽的変化の連続を一つのアイデンティティにしている。昨年来日したノルウェーのMoskus にもそれを感じる。当然、これらの動きは世のライヴ音楽が過度に商業主義的エンタテインメントへ傾いていることと無関係ではない。一種のカウンター・バランスと言ってもいい。因果律はここでも働いている。
哲学者の如く、信ずる道を進み世に自らの理を説く。昨夜の京都 RAG でのライヴで同じステージに立った日本のミュージシャンの方が話されていたが、己に「よほど自信がないと(Splashgirl のような)演奏はできない」というぐらい、徹底して一般的・通俗的エンタテインメント性を排している。むしろ、その世俗抵抗力をこそオーディエンスに真の精神的享楽(エンタテインメント)として提示したいということだろう。
確かに、ここ10 年ほどぐらい、オーディエンスに真剣なリスニングを求める音楽は増えている。スイスのNik Baertsch による Ronin もそうだ。注意して聴いていないとわからない微細な音楽的変化の連続を一つのアイデンティティにしている。昨年来日したノルウェーのMoskus にもそれを感じる。当然、これらの動きは世のライヴ音楽が過度に商業主義的エンタテインメントへ傾いていることと無関係ではない。一種のカウンター・バランスと言ってもいい。因果律はここでも働いている。
by invs
| 2015-05-13 09:02
| Splashgirl