2017年 02月 09日
本日Ikarus 初来日ツアー二日目、初日公演感想 |
本日、Ikarus の初来日ツアーは二日目に入った。これから京都を発ち、金沢に向かう。大雪の予報が出ているが、日本の交通機関は優秀だ。大丈夫だろう。
ツアー詳細
昨夜、RAG でのコンサートは楽しい雰囲気で行われた。お客さんの受けもよく、バンド・メンバーはとても満足していた。いいスタートだ。
Ikarus はヴォーカル・バンドだ。フロントの二人のヴォーカリストがスキャットで歌う。二人のバランスはとてもいい。Stefanie が高音域、Andreas がその下を受け持つことが多いが、ハーモニーの完成度が高い。ヴィブラートは抑え目でバンドの硬派の演奏によくマッチしている。時折、ソロやデュオのアカペラも交え、飽きさせない。Mo が弾くダブルベースのソロに合わせてのヴォーカル・ハーモニーも面白い。いろいろ工夫がある。Luccaが弾くピアノとRamon のドラムがポリリズムで演奏する中、スキャットが掛け合あったりする。Andreas は声で擬音を出すのが得意のようで、テルミンの音を再現したり、ユーモアがそこかしこに見える。楽しい演出だ。
バンドメンバーの何人かはとても日本びいきだ。結構、日本のことを勉強していたりする。リーダーのRamon はレストランでオーダーするぐらいの日本語を話すし、Andreas は天皇と将軍の関係について質問できるぐらいの知識がある。"Ontake" という山名をつけた曲も演奏した。
ステージは二部構成だった。後半にRamon のドラムソロがあり、これが見せ場にもなっている。ソロ自体も巧みで「聴かせる」が、同時にAndreas の精緻なスキャットが絡むところなどは、このバンドならではだ。
ポリリズムというとマニアックな感じを受けるかも知れないが、上にジャズ+ポップのスキャットが載っているので随分とエンタテイニングだ。普通、一緒にすることを思いつかないポリリズムとスキャットという相反するような要素を合わせたのが、このバンドの醍醐味を生んでいる。
ツアー詳細
昨夜、RAG でのコンサートは楽しい雰囲気で行われた。お客さんの受けもよく、バンド・メンバーはとても満足していた。いいスタートだ。
Ikarus はヴォーカル・バンドだ。フロントの二人のヴォーカリストがスキャットで歌う。二人のバランスはとてもいい。Stefanie が高音域、Andreas がその下を受け持つことが多いが、ハーモニーの完成度が高い。ヴィブラートは抑え目でバンドの硬派の演奏によくマッチしている。時折、ソロやデュオのアカペラも交え、飽きさせない。Mo が弾くダブルベースのソロに合わせてのヴォーカル・ハーモニーも面白い。いろいろ工夫がある。Luccaが弾くピアノとRamon のドラムがポリリズムで演奏する中、スキャットが掛け合あったりする。Andreas は声で擬音を出すのが得意のようで、テルミンの音を再現したり、ユーモアがそこかしこに見える。楽しい演出だ。
バンドメンバーの何人かはとても日本びいきだ。結構、日本のことを勉強していたりする。リーダーのRamon はレストランでオーダーするぐらいの日本語を話すし、Andreas は天皇と将軍の関係について質問できるぐらいの知識がある。"Ontake" という山名をつけた曲も演奏した。
ステージは二部構成だった。後半にRamon のドラムソロがあり、これが見せ場にもなっている。ソロ自体も巧みで「聴かせる」が、同時にAndreas の精緻なスキャットが絡むところなどは、このバンドならではだ。
ポリリズムというとマニアックな感じを受けるかも知れないが、上にジャズ+ポップのスキャットが載っているので随分とエンタテイニングだ。普通、一緒にすることを思いつかないポリリズムとスキャットという相反するような要素を合わせたのが、このバンドの醍醐味を生んでいる。
by invs
| 2017-02-09 10:26
| Ikarus