2017年 10月 09日
Aki Rissanen Trio 2017ツアー、本日二日目 |
Aki Rissanen Trio ツアー、二日目の今日は昼が柏の Nardis、夜が横浜の Airegin になる。
ツアー詳細
Aki の作曲は不協和音と協和音の扱い方に特徴がある。もちろん、ジャズ系のものでは常にその二つの関係は重要だが、Aki の場合はその探求の仕方、徹底度が違う。彼は両方をせめぎ合わせるかのように、音を重ねていく。それはソロもトリオも同様だ。一方、演奏した曲や、不協和音/協和音に関する以外の曲の演奏の仕方はソロとトリオでは結構異なっていた。
ソロでは彼の故郷である中央フィンランドの伝統曲、クラシック曲など、トリオではやはり二枚のアルバム収録曲が演奏された。曲 "Blind Desert" をソロで演奏する前にAki は説明をしていたが、この曲は一般に言われる北欧的なジャズの概念(ゆっくりと静かな、メロディックな流れを重視)を覆そうとして作曲したものだそうだ。確かに、彼の曲はこれまでの北欧ジャズとは違う響きがする。一筋縄ではいかない、迷路の中に投げ込まれたかのようなメロディー展開があったり、「罠」を仕掛けたリズムを意識して作曲されていたりする。
昨日はAki Risannen のオリジナリティーを体感できたコンサートだった。さて、今日はどうなるだろうか。楽しみだ。
ツアー詳細
Aki の作曲は不協和音と協和音の扱い方に特徴がある。もちろん、ジャズ系のものでは常にその二つの関係は重要だが、Aki の場合はその探求の仕方、徹底度が違う。彼は両方をせめぎ合わせるかのように、音を重ねていく。それはソロもトリオも同様だ。一方、演奏した曲や、不協和音/協和音に関する以外の曲の演奏の仕方はソロとトリオでは結構異なっていた。
ソロでは彼の故郷である中央フィンランドの伝統曲、クラシック曲など、トリオではやはり二枚のアルバム収録曲が演奏された。曲 "Blind Desert" をソロで演奏する前にAki は説明をしていたが、この曲は一般に言われる北欧的なジャズの概念(ゆっくりと静かな、メロディックな流れを重視)を覆そうとして作曲したものだそうだ。確かに、彼の曲はこれまでの北欧ジャズとは違う響きがする。一筋縄ではいかない、迷路の中に投げ込まれたかのようなメロディー展開があったり、「罠」を仕掛けたリズムを意識して作曲されていたりする。
昨日はAki Risannen のオリジナリティーを体感できたコンサートだった。さて、今日はどうなるだろうか。楽しみだ。
by invs
| 2017-10-09 12:51
| Aki Rissanen