2010年 09月 29日
Johnny La Marama (ジョニー・ラ・マラマ)- 9/24-25 足利公演 |
ベルリンのトリオ、Johnny La Marama (ジョニー・ラ・マラマ)の 足利公演が9/24-25、ジャズクラブの Jazz Ornette で行われた。
JR足利駅近くにあるJazz Ornette は70年代より続くクラブだ。一見、普通のクラブだが、建物の作りや内装のせいか音が非常にいい。固定ファンもいて、なかなか活気のある場所だ。ここが9/24-25両日、満員となった。
店内のステージ・エリアはPA機材一式とバンドの機材で足の踏み場もないほどとなった。入場されるお客様のために一時的に機材を横にどけたり、PAエンジニア、VJ 岩崎の場所を狭めたりと日本的対応をして凌いだが、バンド・メンバーの演奏スペースとしてはこれが本当のミニマムだ。そういうことで、9/24のステージセットアップとサウンドチェックは大変だった。
両日とも、非常にいい演奏だった。ステージ・エリアの狭さが逆にバンドの一体感を高めたようだ。もともと緻密に作曲されている上にインプロヴィゼーションが巧みにのっているので、ひとたび曲に熟達すれば、各ステージでの演奏は安定したものになるのだが、バンドとしてのエネルギーの集積は各ステージごとに大きく異なる。会場のある場所、会場の雰囲気や設備、オーディエンスの反応、その時のバンドの体調や精神状態など多くの要素が影響する。それぞれがポジティヴなエネルギーをメンバーへもたらせば(メンバーがそういう風に感知すれば)、演奏は自ずといいものになる。Jazz Ornette での二日間は、そういう意味でエネルギッシュだった。
Johnny La Maramaは「聴く人を裏切る」、「通常の音楽的展開をわざとはずす」方向で作曲をしているので、普通言う「ノリ」は悪くなる。ところが、バンドのエネルギー集積が高まると、裏切られているのに、エネルギーで圧倒されるという状態が出てくる。ここが普通のバンドと大きく違うところだろう。「音楽進行のノリ」が悪いのに「エネルギーのノリ」がいいのだ。
「エネルギーのノリ」がいい時の、バンドのお得意の曲 "Space Skum"はストーリー性があるだけに、こちらは演奏の中に劇的に取り込まれてしまう。「宇宙での事件」が身近に感じられるのは、このバンドが現実でないものを現実に呼び込むことができるからだろう。
JR足利駅近くにあるJazz Ornette は70年代より続くクラブだ。一見、普通のクラブだが、建物の作りや内装のせいか音が非常にいい。固定ファンもいて、なかなか活気のある場所だ。ここが9/24-25両日、満員となった。
店内のステージ・エリアはPA機材一式とバンドの機材で足の踏み場もないほどとなった。入場されるお客様のために一時的に機材を横にどけたり、PAエンジニア、VJ 岩崎の場所を狭めたりと日本的対応をして凌いだが、バンド・メンバーの演奏スペースとしてはこれが本当のミニマムだ。そういうことで、9/24のステージセットアップとサウンドチェックは大変だった。
両日とも、非常にいい演奏だった。ステージ・エリアの狭さが逆にバンドの一体感を高めたようだ。もともと緻密に作曲されている上にインプロヴィゼーションが巧みにのっているので、ひとたび曲に熟達すれば、各ステージでの演奏は安定したものになるのだが、バンドとしてのエネルギーの集積は各ステージごとに大きく異なる。会場のある場所、会場の雰囲気や設備、オーディエンスの反応、その時のバンドの体調や精神状態など多くの要素が影響する。それぞれがポジティヴなエネルギーをメンバーへもたらせば(メンバーがそういう風に感知すれば)、演奏は自ずといいものになる。Jazz Ornette での二日間は、そういう意味でエネルギッシュだった。
Johnny La Maramaは「聴く人を裏切る」、「通常の音楽的展開をわざとはずす」方向で作曲をしているので、普通言う「ノリ」は悪くなる。ところが、バンドのエネルギー集積が高まると、裏切られているのに、エネルギーで圧倒されるという状態が出てくる。ここが普通のバンドと大きく違うところだろう。「音楽進行のノリ」が悪いのに「エネルギーのノリ」がいいのだ。
「エネルギーのノリ」がいい時の、バンドのお得意の曲 "Space Skum"はストーリー性があるだけに、こちらは演奏の中に劇的に取り込まれてしまう。「宇宙での事件」が身近に感じられるのは、このバンドが現実でないものを現実に呼び込むことができるからだろう。
by invs
| 2010-09-29 11:43
| Johnny La Marama

