2010年 11月 09日
ECM - J-Wave 特番、そしてこれから |
11/6 に放送された J-Wave のECM レーベルについての特番にはいろいろ反響があったようだ。twitter でも「新たに知った」、「良かった」、「推薦されたアルバムは誰のか」、「私も好き」など書き込みが見られた。
ECM がFMラジオで特集されるというのは、近年なかったのではないか。70年代-80年代初頭ぐらいまではレコード会社も相当力を入れていた。でもJ-POPが日本の音楽市場において圧倒的優位を占めるようになり、「洋楽」の隅に位置しているECMは日本盤がリリースされることはほとんどなくなってしまった。一回聴いただけでは分からない、とっつきにくいアルバムも多く、また「アルバム全部を聴く」というスタイルも減り、近年はECMのコア・ファンのみがレーベルを追いかけているという状況だったような気がする。
そうした環境の中、Real & True では設立当初より ECM 関連アーティストのライヴに力を入れてきた。そして、今年から来年にかけては ECM フェスをライヴ・ベースで展開中だ。幸い J-Wave でも取り上げられた。そして、今月下旬にはお茶の水に Disk Union Jazz Tokyo という世界最大級のジャズ専門館がオープンするとともに、Jazz Perspective と銘打った雑誌が創刊される。そして、何と創刊号の特集は ECM とも関係が深い「北欧ジャズ」だ。牽強付会かも知れないが、何かが動いている。
これを機に、ECMをはじめ、これまで「未知であった」音楽世界へ大勢の方が足を踏み入れられることを願う。未知を「不案内・面倒」と解すか、「新たな可能性・希望」と解すか。ここはポジティヴにとらえられてはいかがであろうか。
ECM がFMラジオで特集されるというのは、近年なかったのではないか。70年代-80年代初頭ぐらいまではレコード会社も相当力を入れていた。でもJ-POPが日本の音楽市場において圧倒的優位を占めるようになり、「洋楽」の隅に位置しているECMは日本盤がリリースされることはほとんどなくなってしまった。一回聴いただけでは分からない、とっつきにくいアルバムも多く、また「アルバム全部を聴く」というスタイルも減り、近年はECMのコア・ファンのみがレーベルを追いかけているという状況だったような気がする。
そうした環境の中、Real & True では設立当初より ECM 関連アーティストのライヴに力を入れてきた。そして、今年から来年にかけては ECM フェスをライヴ・ベースで展開中だ。幸い J-Wave でも取り上げられた。そして、今月下旬にはお茶の水に Disk Union Jazz Tokyo という世界最大級のジャズ専門館がオープンするとともに、Jazz Perspective と銘打った雑誌が創刊される。そして、何と創刊号の特集は ECM とも関係が深い「北欧ジャズ」だ。牽強付会かも知れないが、何かが動いている。
これを機に、ECMをはじめ、これまで「未知であった」音楽世界へ大勢の方が足を踏み入れられることを願う。未知を「不案内・面倒」と解すか、「新たな可能性・希望」と解すか。ここはポジティヴにとらえられてはいかがであろうか。
by invs
| 2010-11-09 09:30