2011年 12月 12日
「北欧ジャズ現在進行形」公演 - 当日券発売 |
今週行われる「北欧ジャズ現在進行形」公演は、各日、当日券が発売される。フィンランドから Oddarrang(オッダラン)、ノルウエーから Steinar Raknes Quartet(スタイナー・ラクネス・カルテット)、日本から太田惠資/坂本弘道/一樂誉志幸、林正樹/岩瀬立飛の面々が一堂に会す。総勢 14名、バンド、デュオ、ソロ、日欧ジョイント・インプロ・セッションなど日ごとプログラムが変わる。
公演の詳細は Real & True サイトでご覧いただける。
Oddarrang、Steinar Raknes Quartet ともに、バンド・リーダーは 30代の俊英だ。二人ともバンド用の作曲を得意としながらも、ソロ・ワークは絶妙、他のミュージシャンからのバンド参加要請も多い。実際、Oddarrang のドラマー Olavi Louhivuori (オラヴィ・ロウヒヴオリ)は Tomasz Stanko Quintet のドラマーをはじめ、フィンランドの幾つかのバンドで活躍しているし、Steinar Raknes も The Core (ザ・コア)や Skaidi (スカイディ)、チック・コリアと組んだTrondheim Jazz Orchestra (トロンハイム・ジャズ・オーケストラ)などで大活躍している。
先週金曜日、Inter FM の朝の番組 "Barakan Morning"で Peter Barakan氏が曲の紹介をしていた。二つのバンドとも多分、これが日本で最初のオン・エアだろう。それぐらい日本ではまだ知られていないバンドだが、実力は十二分、北欧ジャズ界の大御所に決してひけはとらない。かたやチェロがメロディーを奏でるクラシカルな雰囲気も持つ「静」なる音、かたやラテンやノルウエーのフォークのルーツを意識したいわゆるジャズの「動」の音を特徴とする。対称的なOddarrangとSteinar Raknes Quartet だが、その音楽性、演奏力、作曲の巧みさなどは共通している。
両バンドともヨーロッパ以外での公演はそう多くない。今回の「北欧ジャズ現在進行形」公演、現在の北欧、或いはヨーロッパにおける音楽の最前線を日本で目撃できる貴重な機会だ。音楽の素晴らしさと力を必ずや実感できることだろう。
公演の詳細は Real & True サイトでご覧いただける。
Oddarrang、Steinar Raknes Quartet ともに、バンド・リーダーは 30代の俊英だ。二人ともバンド用の作曲を得意としながらも、ソロ・ワークは絶妙、他のミュージシャンからのバンド参加要請も多い。実際、Oddarrang のドラマー Olavi Louhivuori (オラヴィ・ロウヒヴオリ)は Tomasz Stanko Quintet のドラマーをはじめ、フィンランドの幾つかのバンドで活躍しているし、Steinar Raknes も The Core (ザ・コア)や Skaidi (スカイディ)、チック・コリアと組んだTrondheim Jazz Orchestra (トロンハイム・ジャズ・オーケストラ)などで大活躍している。
先週金曜日、Inter FM の朝の番組 "Barakan Morning"で Peter Barakan氏が曲の紹介をしていた。二つのバンドとも多分、これが日本で最初のオン・エアだろう。それぐらい日本ではまだ知られていないバンドだが、実力は十二分、北欧ジャズ界の大御所に決してひけはとらない。かたやチェロがメロディーを奏でるクラシカルな雰囲気も持つ「静」なる音、かたやラテンやノルウエーのフォークのルーツを意識したいわゆるジャズの「動」の音を特徴とする。対称的なOddarrangとSteinar Raknes Quartet だが、その音楽性、演奏力、作曲の巧みさなどは共通している。
両バンドともヨーロッパ以外での公演はそう多くない。今回の「北欧ジャズ現在進行形」公演、現在の北欧、或いはヨーロッパにおける音楽の最前線を日本で目撃できる貴重な機会だ。音楽の素晴らしさと力を必ずや実感できることだろう。
by invs
| 2011-12-12 11:50