2012年 10月 02日
Bill Bruford イヴェント - エピソードや考え |
三日間に亘るBill Bruford のイヴェントでは、いろいろなエピソードや彼の考えが披露された。以下、一部をご紹介する。この中には質問への回答として語られたものも含まれている。
*Yes のヒット曲 "Roundabout" で使ったスネアドラムが気に入り、その後、別のキットの形になった後も新たなスネアは使用せず、"Roundabout"のスネアを使い続けていたことがあった。
*King Crimson のメンバー同士間ではお互いに音楽について教え合ったりはしない。King Crimson のメンバーというのはそういうレベルだった。
*Jamie Muir は本当にマッドマンだった。ステージで彼が次に何をするかは全く読めなかった。よって、二人のうちBill の方がバンドのリズムを正確に刻んで維持する役目を負った。
*ドラムセットでハイハットが左サイドにあると、しばしば腕を交差させて演奏することを強いられる。こうして、よくスティックを落とした。よって、最終的にEarthworks ではハイハットを中央に持ってきて交差しないようにした。
*King Crimson のダブルトリオを作ろうという最初の時、Robert Fripp が 初めてBill の自宅に Pat Mastelotto と Trey Gunn を連れてきた(Tony Levin と Adrian Blew はよく知っていた)。その時、Pat に「楽器は何をやるの?」と尋ねたら「ドラムだ」と答えが返ってきて驚いた。バンドに二人のドラマーがいることになった。最初は二人で演奏がぶつかり合ってうまくいかなかった。そこで、かつて Jamie Muirと役割分担したことを思い出し、今度は逆にBill が「テロリスト」になって Pat がリズムを刻む役割を負うことにした。そうして問題を解決した。
*Bill はロックに行ったり、ジャズに行ったり、またロックに戻ったり、と両方を行き来した。それが自然だった。特に King Crimson がバンドとして休止中には Earthworks でジャズができた。
*Yes のヒット曲 "Roundabout" で使ったスネアドラムが気に入り、その後、別のキットの形になった後も新たなスネアは使用せず、"Roundabout"のスネアを使い続けていたことがあった。
*King Crimson のメンバー同士間ではお互いに音楽について教え合ったりはしない。King Crimson のメンバーというのはそういうレベルだった。
*Jamie Muir は本当にマッドマンだった。ステージで彼が次に何をするかは全く読めなかった。よって、二人のうちBill の方がバンドのリズムを正確に刻んで維持する役目を負った。
*ドラムセットでハイハットが左サイドにあると、しばしば腕を交差させて演奏することを強いられる。こうして、よくスティックを落とした。よって、最終的にEarthworks ではハイハットを中央に持ってきて交差しないようにした。
*King Crimson のダブルトリオを作ろうという最初の時、Robert Fripp が 初めてBill の自宅に Pat Mastelotto と Trey Gunn を連れてきた(Tony Levin と Adrian Blew はよく知っていた)。その時、Pat に「楽器は何をやるの?」と尋ねたら「ドラムだ」と答えが返ってきて驚いた。バンドに二人のドラマーがいることになった。最初は二人で演奏がぶつかり合ってうまくいかなかった。そこで、かつて Jamie Muirと役割分担したことを思い出し、今度は逆にBill が「テロリスト」になって Pat がリズムを刻む役割を負うことにした。そうして問題を解決した。
*Bill はロックに行ったり、ジャズに行ったり、またロックに戻ったり、と両方を行き来した。それが自然だった。特に King Crimson がバンドとして休止中には Earthworks でジャズができた。
by invs
| 2012-10-02 21:16
| Bill Bruford