2013年 06月 02日
Teun Verbruggen + Arve Henriksen |
ベルギーのドラマー Teun Verbruggen が来日中だ。ピアニスト Jef Neve のトリオのメンバーとして昨日今日と東京のCotton Club に出演している。
Teun Verbruggenは様々な活動を展開しているが、その中にノルウェーのトランペットプレイヤーで Real & True Live Series に二回出演している Arve Henriksen とデュオで制作したCDがある。"Black Swan"というタイトルだ。TeunがStudio Reynoldsでドラムとエレクトロニクスを、Arveが自宅でトランペット、ヴォーカル、ハルダンゲル・フィドル、サンプル音や音響トリートメント、スネア・ドラムを演奏しながら作曲とアレンジを行っている。ミックスが ノルウエーの Punkt Festival で知られるErik Honoré 、マスタリングが先月Susanna のツアーで来日したHelge Sten (Audio Virus LAB) というノルウエー勢によるバックアップ体制だ。録音は 2010-2011年に行われている。
なかなか手の込んだアレンジがなされている。Arve しか出せない特徴あるトランペットの音色が響く中、Teun の細かなハンドワークがスペースを刻んでいく。そこかしこに、小さいノイズのようなエフェクト音が散りばめられ、Arve の無国籍風ヴォイスと混然となっている。
一聴に値する作品だ。 CDの装丁もいい。紙製の横帯がCDジャケットの上に渡されている。ジャケットも内ジャケットも感じのいい紙質で、丁寧な制作であることがわかる。CDリリース元の Rat Records というレーベルは Teun Verbruggen 自身のものだ。
Teun Verbruggenは様々な活動を展開しているが、その中にノルウェーのトランペットプレイヤーで Real & True Live Series に二回出演している Arve Henriksen とデュオで制作したCDがある。"Black Swan"というタイトルだ。TeunがStudio Reynoldsでドラムとエレクトロニクスを、Arveが自宅でトランペット、ヴォーカル、ハルダンゲル・フィドル、サンプル音や音響トリートメント、スネア・ドラムを演奏しながら作曲とアレンジを行っている。ミックスが ノルウエーの Punkt Festival で知られるErik Honoré 、マスタリングが先月Susanna のツアーで来日したHelge Sten (Audio Virus LAB) というノルウエー勢によるバックアップ体制だ。録音は 2010-2011年に行われている。
なかなか手の込んだアレンジがなされている。Arve しか出せない特徴あるトランペットの音色が響く中、Teun の細かなハンドワークがスペースを刻んでいく。そこかしこに、小さいノイズのようなエフェクト音が散りばめられ、Arve の無国籍風ヴォイスと混然となっている。
一聴に値する作品だ。
by invs
| 2013-06-02 10:58