2013年 08月 04日
Urban Connection のドラマー Håkon Mjåset Johansen |
今月に来日するUrban Connectionのドラマー Håkon Mjåset Johansen(ホーコン・ミョーセット・ヨハンセン)に初めて会ったのはもう10年ぐらい前になる。Urban Connection初来日公演の時だ。まだ20代だったHåkonは既に相当の演奏技術とアーティスティック・センスを持つミュージシャンとして記憶された。
photo:前沢春美
以下、ノルウェー・ミュージック・インフォメーション・センターの記述を和訳・要約した上、一部新情報を付加しておく。
初来日時、Urban Connection は既にノルウェーの幾つかの賞を受賞していた。1998 年にはその年の Young Jazz Musicians 賞を受賞、それがきっかけとなってノルウェーのNorwegian Jazz Forum というジャズの支援団体が企画制作したヨーロッパ・ツアーが1999年に実現する。このツアーでAvignon Jazz Contest 2000賞を受賞、2001年にデビューCDを制作した(このCDがノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemannprisen を受賞)。バンドはその後、2002年に"French Only" 、2004年に "UC3" をリリースした後、長い「空白期間」(きっかけはサックス奏者の病気治療だったようだが、メンバーがそれぞれ多岐に亘る活動を行った)に入った。そして、今年の一月になり突如ニューアルバム "Live" のリリース記念コンサートが行われ、「復活」のニュースが拡がった。


Håkonは 1975年、トロンハイム市に生まれている。16才からローカルなアマチュア・ビッグ・バンドなどで演奏した後、ジャズで有名なトロンハイム音楽院に入学した。Urban Connection はその音楽院仲間で構成されて始まった。Urban Connection で一躍有名になってからは方々から引っ張りだこの状態が続いている。一年中ツアーで旅行していると囁かれるほど多くのバンドに加入し、ライヴやレコーディングに忙しい。これまで関わったミュージシャンやグループとしてはKirsti Huke、Jens Arne Molvær、 Oddbjørn Bland Heim、Basement Band、Ola Kvernberg の他Chick Corea が加わったTrondheim Jazz Orchestra がある。Chick Corea とは一度、東京ジャズ・フェスティヴァル出演で来日している。
他には Motif、Come Shine といった成功を収めたグループが多い。Motif はReal & True Live Series でも来日している。Come Shine は女性ヴォーカルがメインのバンドだが、こちらでも 2002 年に" Do do that voodoo" というアルバムでノルウェー・グラミー賞を受賞している。これらのバンドへの参加はUrban Connection をはじめ他のバンドと「かけもち」で行われているが、Håkon は(プロとしてあたりまえだが)一切の手抜きをせず、またそれ故に、それらのグループを成功へ導く大きな鍵的役割を担ってきた。
2003年以降は Jon Larsen、Atle Nymo/Frode Nymo (Urban Connection の最初のサックス奏者)Quartet featuring Roger Kellaway 、Trondheim Jazz Orchestra & Vigleik Storaas と活動、2005年、生活の拠点を故郷トロンハイムから首都のオスロに移し、遂にJan Garbarek とコラボレートするに至る。
2006年に入るとSvein Olav Herstad のCD "Inventio" 、Atle Nymo 及び Ingebrigt Håker Flaten (Atomic などのメンバー)と "Complete Communion"を、2007年には Håvard Wiik Trio ("The Arcades Project") とJon Larsen ("Strange News from Mars")のプロジェクトに参加している。2008年にはMaria Kannegaard の "Maryland" に参加、Solid という名のグループでは"Happy Accidents" に、Steinar Raknes Quartet (Urban Connection のベーシストのバンド)では"Tangos, Ballads & More" に参加している。更には、オルガンが入った特異なバンドExcess Baggageでは"Excess Baggage" に参加した他、ギタリストのHåvard Stubø とベーシストのDaniel Franckとトリオを組み"Wes" というアルバムをリリースしている。この年はこれでも終わらず、Jon Larsen の"The Jimmy Carl Black Story"に参加している。
こうした活動が認められ、この年、トロンハイムの科学技術大学-略称 NTNU(旧トロンハイム音楽院を含む)の「大使」に任命された。
とどまるところを知らないHåkonの活躍は続く。 2009 年、Trondheim Jazz Orchestraのアルバム "What if?" 、 カルテットのIPA (Magnus Broo / Atle Nymo / Ingebrigtsneset Håker surface and Mjåset Johansen)の"Lorena" やThe Skaansar の"The Bluest Night" に参加している。翌年はHåvard Lund の" My Sister Said "、アトミックのメンバーMagnus Broo による "Swedish Wood"、2011年はExcess Luggage による"Hand Luggage Only"と Håvard Stubø Quartet の"Spring Roll Insomnia" に参加した。 Håvard Stubø Quartet はReal & True Live Series に出演していて、渋い静かなギター・ジャズを聴かせてくれた。2011年は更に、 Kjersti Stubø の"How High is the Sky?"、Håvard Fossum / Børge-Are Halvorsen Quartet の"Examination of What"、Solid & Seamus Blake による "Visitor"と続く。
この目まぐるしいほどの活動は、単なるジャズ的セッションの繰り返しではなかった。その証拠につい最近、彼の受賞リストに新たな「勲章」が加わった。
Kongsberg Jazz Festival でフェスティヴァル音楽賞を受賞したのだ。

以下、ノルウェー・ミュージック・インフォメーション・センターの記述を和訳・要約した上、一部新情報を付加しておく。
初来日時、Urban Connection は既にノルウェーの幾つかの賞を受賞していた。1998 年にはその年の Young Jazz Musicians 賞を受賞、それがきっかけとなってノルウェーのNorwegian Jazz Forum というジャズの支援団体が企画制作したヨーロッパ・ツアーが1999年に実現する。このツアーでAvignon Jazz Contest 2000賞を受賞、2001年にデビューCDを制作した(このCDがノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemannprisen を受賞)。バンドはその後、2002年に"French Only" 、2004年に "UC3" をリリースした後、長い「空白期間」(きっかけはサックス奏者の病気治療だったようだが、メンバーがそれぞれ多岐に亘る活動を行った)に入った。そして、今年の一月になり突如ニューアルバム "Live" のリリース記念コンサートが行われ、「復活」のニュースが拡がった。



他には Motif、Come Shine といった成功を収めたグループが多い。Motif はReal & True Live Series でも来日している。Come Shine は女性ヴォーカルがメインのバンドだが、こちらでも 2002 年に" Do do that voodoo" というアルバムでノルウェー・グラミー賞を受賞している。これらのバンドへの参加はUrban Connection をはじめ他のバンドと「かけもち」で行われているが、Håkon は(プロとしてあたりまえだが)一切の手抜きをせず、またそれ故に、それらのグループを成功へ導く大きな鍵的役割を担ってきた。
2003年以降は Jon Larsen、Atle Nymo/Frode Nymo (Urban Connection の最初のサックス奏者)Quartet featuring Roger Kellaway 、Trondheim Jazz Orchestra & Vigleik Storaas と活動、2005年、生活の拠点を故郷トロンハイムから首都のオスロに移し、遂にJan Garbarek とコラボレートするに至る。
2006年に入るとSvein Olav Herstad のCD "Inventio" 、Atle Nymo 及び Ingebrigt Håker Flaten (Atomic などのメンバー)と "Complete Communion"を、2007年には Håvard Wiik Trio ("The Arcades Project") とJon Larsen ("Strange News from Mars")のプロジェクトに参加している。2008年にはMaria Kannegaard の "Maryland" に参加、Solid という名のグループでは"Happy Accidents" に、Steinar Raknes Quartet (Urban Connection のベーシストのバンド)では"Tangos, Ballads & More" に参加している。更には、オルガンが入った特異なバンドExcess Baggageでは"Excess Baggage" に参加した他、ギタリストのHåvard Stubø とベーシストのDaniel Franckとトリオを組み"Wes" というアルバムをリリースしている。この年はこれでも終わらず、Jon Larsen の"The Jimmy Carl Black Story"に参加している。
こうした活動が認められ、この年、トロンハイムの科学技術大学-略称 NTNU(旧トロンハイム音楽院を含む)の「大使」に任命された。
とどまるところを知らないHåkonの活躍は続く。 2009 年、Trondheim Jazz Orchestraのアルバム "What if?" 、 カルテットのIPA (Magnus Broo / Atle Nymo / Ingebrigtsneset Håker surface and Mjåset Johansen)の"Lorena" やThe Skaansar の"The Bluest Night" に参加している。翌年はHåvard Lund の" My Sister Said "、アトミックのメンバーMagnus Broo による "Swedish Wood"、2011年はExcess Luggage による"Hand Luggage Only"と Håvard Stubø Quartet の"Spring Roll Insomnia" に参加した。 Håvard Stubø Quartet はReal & True Live Series に出演していて、渋い静かなギター・ジャズを聴かせてくれた。2011年は更に、 Kjersti Stubø の"How High is the Sky?"、Håvard Fossum / Børge-Are Halvorsen Quartet の"Examination of What"、Solid & Seamus Blake による "Visitor"と続く。
この目まぐるしいほどの活動は、単なるジャズ的セッションの繰り返しではなかった。その証拠につい最近、彼の受賞リストに新たな「勲章」が加わった。
Kongsberg Jazz Festival でフェスティヴァル音楽賞を受賞したのだ。
by invs
| 2013-08-04 11:54
| Urban Connection

