2014年 10月 06日
Helge Lien Trio、本日二日目 |
Helge Lien Trio の日本ツアー初日は台風18号接近の日となった。夜の時点で雨風はそれほど強くはなっていなかったが、交通機関に影響が出ると当日券で来場される方が少なくなることがわかっていたので、バンドともども少々心配だった。もちろん、ご予約済の方にも影響が出ることが考えられた。
開場時間前にご予約チケットをお持ちの方の列ができ、やはり熱心なファンの方が多いバンドというものの実力を感じた。長年にわたる日本でのアルバム・リリースと、数度の来日公演で足腰のしっかりしたトリオとなっている。
ニューアルバムからの選曲をはじめ、アンコールでは日本が意識されている曲 "Natsukashii" も演奏され、ソフトなものからハードなものまでまさに真正ヨーロピアン・トリオならではの音だった。Helge のピアノは運指の正確さ(特にトリルが明瞭でかつ素晴らしく強弱コントロールされている)、長尺のソロの時の高音から低音まで使った右手のスピード感と「粒」感、静かな曲での大変に抑制の効いた演奏など見所が多い。Frode のベースも正確で、音程が高音部に至っても決してずれない。ソロも派手にならないようクラシカルな音の選び方が基本になっている。Per Oddvar のドラムはシンバルを基調に、曲に合わせてかなり控えめにスネアとタム類を叩く。ある意味、地味なのだが、Helge や Frode もどちらかといえば北欧的自省を音にしたような演奏スタイルだから、とても合っている。面白いのは、この抑制的三名がハードな曲を盛り上げると、濃密な音空間となることだ。昨夜はアンコールの中の一曲でこれが目撃された。オーディエンスもこれを感じとり、大いに「騒いで」いた。
今夜は、トリオのツアー、二日目、新宿Pit Inn では最後の公演となる。台風一過、素晴らしい日になることだろう。
開場時間前にご予約チケットをお持ちの方の列ができ、やはり熱心なファンの方が多いバンドというものの実力を感じた。長年にわたる日本でのアルバム・リリースと、数度の来日公演で足腰のしっかりしたトリオとなっている。
ニューアルバムからの選曲をはじめ、アンコールでは日本が意識されている曲 "Natsukashii" も演奏され、ソフトなものからハードなものまでまさに真正ヨーロピアン・トリオならではの音だった。Helge のピアノは運指の正確さ(特にトリルが明瞭でかつ素晴らしく強弱コントロールされている)、長尺のソロの時の高音から低音まで使った右手のスピード感と「粒」感、静かな曲での大変に抑制の効いた演奏など見所が多い。Frode のベースも正確で、音程が高音部に至っても決してずれない。ソロも派手にならないようクラシカルな音の選び方が基本になっている。Per Oddvar のドラムはシンバルを基調に、曲に合わせてかなり控えめにスネアとタム類を叩く。ある意味、地味なのだが、Helge や Frode もどちらかといえば北欧的自省を音にしたような演奏スタイルだから、とても合っている。面白いのは、この抑制的三名がハードな曲を盛り上げると、濃密な音空間となることだ。昨夜はアンコールの中の一曲でこれが目撃された。オーディエンスもこれを感じとり、大いに「騒いで」いた。
今夜は、トリオのツアー、二日目、新宿Pit Inn では最後の公演となる。台風一過、素晴らしい日になることだろう。
by invs
| 2014-10-06 11:57
| Helge Lien Trio

