2015年 01月 21日
Christian Wallumrød インタヴュー - ピアノに飽きる |
ノルウェーのレーベル Hubro(ヒューブロー:Grappa という会社のサブ・レーベルでノルウェー内のECMレーベル販売・マーケティングも担うAndreas Risanger Meland が統括)の公式サイトにChristian Wallumrød のインタヴューが掲載された。全文英文だ。去年の 11/24 に行われているが、一昨日の1/19 に発表された。Hubro ではChristian Wallumrød の初ソロ・アルバム "Pianokammer" が今月来月にもリリースされる。
インタヴューをしているのはドラマー、作曲家でプロデュ―サーでもあるØyvind Skarbø だ。長文のインタヴューの中から、一か所だけ選んで和訳しておく。
Øyvind Skarbø:(ピアノが好きかどうかの気持ちがよく変わるというChristian の発言を受けて)どういう形でそうなるの?嫌いになるの?
Christian Wallumrød:もちろんさ。とても融通の利かない楽器だ。一様にしか音が鳴らないように弾いたら飽きる。ピアノからできるだけたくさんのことを得ようと、それに一生をかけたピアニストは多分賛成しないかも知れないが、僕はピアノを多くの音源の一つとして見ている。他の多くの楽器と比べるととてもつまらない楽器だ。少しのことしかできない。ピッチが特定のものに限られているとか。でも、とても好きであることも事実だ。だから、まだ弾いていたいと思わせる、時々現れ出てくることが大事なんだ。驚くべきことに、こういうようなこと、そういう素材が出てくる。それを演奏するのが大きな喜びだ。
試聴

Øyvind Skarbø:(ピアノが好きかどうかの気持ちがよく変わるというChristian の発言を受けて)どういう形でそうなるの?嫌いになるの?
Christian Wallumrød:もちろんさ。とても融通の利かない楽器だ。一様にしか音が鳴らないように弾いたら飽きる。ピアノからできるだけたくさんのことを得ようと、それに一生をかけたピアニストは多分賛成しないかも知れないが、僕はピアノを多くの音源の一つとして見ている。他の多くの楽器と比べるととてもつまらない楽器だ。少しのことしかできない。ピッチが特定のものに限られているとか。でも、とても好きであることも事実だ。だから、まだ弾いていたいと思わせる、時々現れ出てくることが大事なんだ。驚くべきことに、こういうようなこと、そういう素材が出てくる。それを演奏するのが大きな喜びだ。

by invs
| 2015-01-21 00:10
| Christian Wallumrød