2015年 05月 06日
Jan Gunnar Hoff - 昨夜の金沢公演感想、本日新潟公演 |
Jan Gunnar Hoff のツアーは今日で三日目となる。
昨夜のライヴは Jan にとっては大変印象に残るものだったようだ。オーディエンスがとても集中して聴いてくれる日本は彼にとってはそれだけでも素晴らしいのだが、それに加えて去年のツアーでライヴに来ていただいた方々と再会したり、Jan の演奏を聴きにかなりの遠方より会場までいらした方がいたりと、Jan のテンションは上がりっぱなしだった。公演終了後は客席をまわってすべてのお客さんと握手をしていた。こういう光景を見たのは初めてだ。アーティストで、ここまで丁寧で誠実な人は珍しい。
会場の「もっきりや」のピアノがいたく気に入っている Jan は、気持ちく良く演奏していた。特別アンコールも加え、最後にはステージ上で感謝の挨拶まであった。演奏された曲はどの曲にもそれなりのジャズ的インプロヴィゼーションがあってセット・リストが決まっている(京都公演より一曲多かったが)わりには、いろいろ変化が感じられる。中には「去年、スウェ―デンの映画監督、イングマール・ベルイマン(Jan はベルクマンと発音していた)の家に一ヶ月滞在したときにインスピレーションを得て作曲した」という新曲も含まれていた。
クラシックに裏打ちされたジャズ・ピアノというと、折衷的なものを思い浮かべる人もあるかもしれないが、Jan の場合は、丁寧に選び抜いた旋律をとても大事にした演奏で、普通のジャズ・ピアノではない。インプロヴィゼーションがあっても、曲全体の統一感をあくまで大切にして、インプロが独り立ちしないよう敢えてテクニックを披露することを控えている。ライヴ終了後、「フリー・ジャズも実際はフォーマットが決まっていてフリーではない。ノルウェーのトップ・ミュージシャン Jan Garbarek もフリー・ジャズを辞めたのはなぜかと聞かれて、"70年代、フリーをやっていた頃、毎日ライヴを録音して聴いていたが、どれもみな変わりばえしなかったからだ" と語っていた」と話してくれた。「ジャズ・イコール・何でもあり」という図式に疑問を持っている Jan のアイデンティティーは「説得力のある旋律」に尽きるようだ。
今夜の会場は新潟の「ジャズ・フラッシュ」だ。ご来場をお待ちしている。
昨夜のライヴは Jan にとっては大変印象に残るものだったようだ。オーディエンスがとても集中して聴いてくれる日本は彼にとってはそれだけでも素晴らしいのだが、それに加えて去年のツアーでライヴに来ていただいた方々と再会したり、Jan の演奏を聴きにかなりの遠方より会場までいらした方がいたりと、Jan のテンションは上がりっぱなしだった。公演終了後は客席をまわってすべてのお客さんと握手をしていた。こういう光景を見たのは初めてだ。アーティストで、ここまで丁寧で誠実な人は珍しい。
会場の「もっきりや」のピアノがいたく気に入っている Jan は、気持ちく良く演奏していた。特別アンコールも加え、最後にはステージ上で感謝の挨拶まであった。演奏された曲はどの曲にもそれなりのジャズ的インプロヴィゼーションがあってセット・リストが決まっている(京都公演より一曲多かったが)わりには、いろいろ変化が感じられる。中には「去年、スウェ―デンの映画監督、イングマール・ベルイマン(Jan はベルクマンと発音していた)の家に一ヶ月滞在したときにインスピレーションを得て作曲した」という新曲も含まれていた。
クラシックに裏打ちされたジャズ・ピアノというと、折衷的なものを思い浮かべる人もあるかもしれないが、Jan の場合は、丁寧に選び抜いた旋律をとても大事にした演奏で、普通のジャズ・ピアノではない。インプロヴィゼーションがあっても、曲全体の統一感をあくまで大切にして、インプロが独り立ちしないよう敢えてテクニックを披露することを控えている。ライヴ終了後、「フリー・ジャズも実際はフォーマットが決まっていてフリーではない。ノルウェーのトップ・ミュージシャン Jan Garbarek もフリー・ジャズを辞めたのはなぜかと聞かれて、"70年代、フリーをやっていた頃、毎日ライヴを録音して聴いていたが、どれもみな変わりばえしなかったからだ" と語っていた」と話してくれた。「ジャズ・イコール・何でもあり」という図式に疑問を持っている Jan のアイデンティティーは「説得力のある旋律」に尽きるようだ。
今夜の会場は新潟の「ジャズ・フラッシュ」だ。ご来場をお待ちしている。
by invs
| 2015-05-06 10:06
| Jan Gunnar Hoff

