2015年 07月 18日
Klaus Gesing の経歴 |
9月に来日するNorma Winstone - Winstone, Gesing, Venier のバス・クラリネット奏者Klaus Gesing の経歴を、彼自身のサイトをベースに以下、和訳して記載(一部 Norma Winstone 関連はダブるので割愛)しておく。彼はドイツ生まれだ。
マルチ楽器奏者のKlaus Gesingはジャズ界における作曲家、演奏家、バンド・リーダー及び教師だ。オランダ、ハーグの王立音楽院でサックスの勉強を、John Ruocco (ジャズ)と Leo van Oostrom (クラシック)に学んだ。David Liebmanにも師事し、一緒にコンサートも行っている。
1988年、ドイツ NRW (北ライン・ヴェストファーレン)州のJugend Jazzt Competition(青年ジャズ・コンペ)においてベスト・ソロイスト賞、1994年にオランダのMiddelzee Jazz Festival でベスト・ソロイスト賞、1995年にオランダの Van Merlen Jazz 賞、1996年には Vienna International Jazz Competition(ウィーン国際ジャズ・コンペ)でベスト・ソロイスト賞を受賞している。
Glauco Venier とともに幾つかのデュオCD(例えば、"Klaus Gesing and Glauco Venier play Bach", "Klaus Gesing and Glauco Venier play Songs")をリリースした後、Norma Winstone との濃密なコラボレーションを開始した。
ソロとしてのデビュー・アルバムは "First Book of Songs"、2006年にはピアノに Gwilym Simcock、ベースにYuri Goloubev、パーカッションにAsaf Sirkis を迎えて二作目の"Heartluggage" が録音された。
2009年、ECMよりリリースされた Anouar Brahem の"The Astounding Eyes of Rita"(亡くなったパレスチナの詩人Mahmoud Darwish の思い出に捧げられた)にバス・クラリネットのみで参加している。2011年にはアメリカ出身の Jarrod Cagwin とのデュオがスイスのヴィデオ „loopspool“ に曲を提供した。このプロジェクトでは、完全アコースティック環境でライヴ・ループをすることにフォーカスしたが、これはアコースティック音楽にコンピューターを使用する新次元を切り開いた。
2013 年春には新しいコラボレーションがスウェーデン人のベース・プレイヤー Björn Meyer 及びスイスのドラマー Samuel Rohrer と始まった。この"Gesing, Rohrer, Meyer" は "open source music"(ライヴでエレクトロニクスをアナログ的に使い、極めて現代的なレベルでインプロヴィゼーションと作曲の間を行き交う、多面的プロジェクト)だ。
作曲家としては自分のプロジェクトやWinstone/Gesing/Venier のECM作品のために曲を書いている他、以下の委嘱作品がある。
*オーストリアの Stadtmuseum Gmunden のためのサウンドトラック
*デンマークの監督 Carl Theodor Dreyer による1929年サイレント映画作品 “Joan of Arc” のためのサウンドトラックをイタリア人オルガ二ストで指揮者の Paolo Paroni と協力して制作
*2004年、'Jazz Big Band Graz' (オーストリアの都市グラーツのビッグバンド)のメンバーとしてアルバム "A Life Affair" に二曲提供(Universal Music)
*イタリアの「Friuli Venezia Giulia コーラス・グループ」のために曲提供(バス・クラリネットとソプラノ・サックスも演奏)
2014年にはチュニジアのウード奏者 Anouar Brahem のニュー・アルバム "Souvenance" がりリースされた(ピアノ Francois Couturie、ベース Björn Meyer 、18人編成のストリング・オーケストラ)が、ここでバス・クラリネットとライヴ・エレクトロニクスのコンビネーションを更に深化させた。
ジャズ界では以下のミュージシャンとコラボレーションしている。
Kenny Wheeler, Norma Winstone, Chris Lawrence, John Taylor, Dave Liebman, Take 6, New York Voices, Glauco Venier, Adelhard Roidinger, Christian Muthspiel, Uli Rennert, Paolino dalla Porta, Wolfgang Puschnig, Peter Herbert, Jarrod Cagwin, Jamey Haddad , Thomas Alkier, Wayne Darling, Fritz Pauer, John Hollenbeck, Henning Siewerts など。
Norma Winstone - Winstone/Gesing/Venier 公演は京都が 9/4、東京が 9/5-6 に開催される。

1988年、ドイツ NRW (北ライン・ヴェストファーレン)州のJugend Jazzt Competition(青年ジャズ・コンペ)においてベスト・ソロイスト賞、1994年にオランダのMiddelzee Jazz Festival でベスト・ソロイスト賞、1995年にオランダの Van Merlen Jazz 賞、1996年には Vienna International Jazz Competition(ウィーン国際ジャズ・コンペ)でベスト・ソロイスト賞を受賞している。
Glauco Venier とともに幾つかのデュオCD(例えば、"Klaus Gesing and Glauco Venier play Bach", "Klaus Gesing and Glauco Venier play Songs")をリリースした後、Norma Winstone との濃密なコラボレーションを開始した。
ソロとしてのデビュー・アルバムは "First Book of Songs"、2006年にはピアノに Gwilym Simcock、ベースにYuri Goloubev、パーカッションにAsaf Sirkis を迎えて二作目の"Heartluggage" が録音された。
2009年、ECMよりリリースされた Anouar Brahem の"The Astounding Eyes of Rita"(亡くなったパレスチナの詩人Mahmoud Darwish の思い出に捧げられた)にバス・クラリネットのみで参加している。2011年にはアメリカ出身の Jarrod Cagwin とのデュオがスイスのヴィデオ „loopspool“ に曲を提供した。このプロジェクトでは、完全アコースティック環境でライヴ・ループをすることにフォーカスしたが、これはアコースティック音楽にコンピューターを使用する新次元を切り開いた。
2013 年春には新しいコラボレーションがスウェーデン人のベース・プレイヤー Björn Meyer 及びスイスのドラマー Samuel Rohrer と始まった。この"Gesing, Rohrer, Meyer" は "open source music"(ライヴでエレクトロニクスをアナログ的に使い、極めて現代的なレベルでインプロヴィゼーションと作曲の間を行き交う、多面的プロジェクト)だ。
作曲家としては自分のプロジェクトやWinstone/Gesing/Venier のECM作品のために曲を書いている他、以下の委嘱作品がある。
*オーストリアの Stadtmuseum Gmunden のためのサウンドトラック
*デンマークの監督 Carl Theodor Dreyer による1929年サイレント映画作品 “Joan of Arc” のためのサウンドトラックをイタリア人オルガ二ストで指揮者の Paolo Paroni と協力して制作
*2004年、'Jazz Big Band Graz' (オーストリアの都市グラーツのビッグバンド)のメンバーとしてアルバム "A Life Affair" に二曲提供(Universal Music)
*イタリアの「Friuli Venezia Giulia コーラス・グループ」のために曲提供(バス・クラリネットとソプラノ・サックスも演奏)
2014年にはチュニジアのウード奏者 Anouar Brahem のニュー・アルバム "Souvenance" がりリースされた(ピアノ Francois Couturie、ベース Björn Meyer 、18人編成のストリング・オーケストラ)が、ここでバス・クラリネットとライヴ・エレクトロニクスのコンビネーションを更に深化させた。
ジャズ界では以下のミュージシャンとコラボレーションしている。
Kenny Wheeler, Norma Winstone, Chris Lawrence, John Taylor, Dave Liebman, Take 6, New York Voices, Glauco Venier, Adelhard Roidinger, Christian Muthspiel, Uli Rennert, Paolino dalla Porta, Wolfgang Puschnig, Peter Herbert, Jarrod Cagwin, Jamey Haddad , Thomas Alkier, Wayne Darling, Fritz Pauer, John Hollenbeck, Henning Siewerts など。
Norma Winstone - Winstone/Gesing/Venier 公演は京都が 9/4、東京が 9/5-6 に開催される。

by invs
| 2015-07-18 21:08
| Norma Winstone