2015年 11月 20日
Mimmit 2015 Japan Tour 終了 |
フィンランドから来ていた Mimmit の日本ツアーが終了した。オフィシャル公演が東京二会場と柏で、プロモーション公演が日本橋の三越で行われた。フィンランドでの大変忙しいスケジュールを抜っての来日だった。
代官山の「晴れたら空に豆まいて」で行われた最終公演は、特別のセットリストでかつ数曲ステージ上でアニメーションが同時に流れるものだった。Mimmit がここ数年の間にリリースしている三枚のアルバムと Pauliina Lerche のソロ・アルバムからの曲を中心に演奏された。Mimmit 姉妹の衣装は彼女の母親が手縫いで作ったものに Hannamari(愛称は Hansu)がやはり手縫いで刺繍を施したものだ。カレリア地方の伝統的な模様やデザインを取り入れていて、今回のツアーでは全公演で着用されていた。フィンランド国営放送には Mimmit の番組があるが、そこで使われる姉妹のアニメーション・キャラクターに合わせたデザインになっている。
カレリア地方の伝統曲はダンス曲が多い。スピード感があるリズムと、長調だがベタ長調ではない(重さを感じさせない)、古いフォーク音楽に見られる素朴感漂うメロディーを、母音が多く混じるフィンランド語特有の八分音符連打系のヴォーカルで聴かせる。てとても爽快だ。姉妹の歌い方がヴィブラートを伴わない、やはり古典フォークの特徴を備えている上に、ユニゾンとハーモニーが交代で現れるのも、スピード感と連打感を強調する。バックの男性ミュージシャンはリズムを生み出すためにかなり細かなテクニックを使っている。ギターのカッティングはワンパターンを排し、曲や場面に応じて多彩に変化する。アルペジオとの対比はもちろんのこと、二人のアコースティック・ギターでの役割分担が徹底されている。通常のドラムセットを使わず、敢えて軽量のパーカッション(小型ハイハット、小さなシンバル、ウッド・ブロック、カホン、ベル類)とすることにより、ギターのカッティングと均整のとれたバック・アレンジが達成される。ベースも音量を抑え、バンド全員がPA を使用しても、基調としてのフォーク感が損なわれないようになっている。
現代風に料理しましたというような、嫌味がまったくない。カレリアの田舎フォークの伝統がうまく生かされているのに野暮ったいわけでもない。とても洗練された音楽だ。
Mimmit のライヴは何回聴いても飽きが来ない。また来年も来てほしい。
代官山の「晴れたら空に豆まいて」で行われた最終公演は、特別のセットリストでかつ数曲ステージ上でアニメーションが同時に流れるものだった。Mimmit がここ数年の間にリリースしている三枚のアルバムと Pauliina Lerche のソロ・アルバムからの曲を中心に演奏された。Mimmit 姉妹の衣装は彼女の母親が手縫いで作ったものに Hannamari(愛称は Hansu)がやはり手縫いで刺繍を施したものだ。カレリア地方の伝統的な模様やデザインを取り入れていて、今回のツアーでは全公演で着用されていた。フィンランド国営放送には Mimmit の番組があるが、そこで使われる姉妹のアニメーション・キャラクターに合わせたデザインになっている。
カレリア地方の伝統曲はダンス曲が多い。スピード感があるリズムと、長調だがベタ長調ではない(重さを感じさせない)、古いフォーク音楽に見られる素朴感漂うメロディーを、母音が多く混じるフィンランド語特有の八分音符連打系のヴォーカルで聴かせる。てとても爽快だ。姉妹の歌い方がヴィブラートを伴わない、やはり古典フォークの特徴を備えている上に、ユニゾンとハーモニーが交代で現れるのも、スピード感と連打感を強調する。バックの男性ミュージシャンはリズムを生み出すためにかなり細かなテクニックを使っている。ギターのカッティングはワンパターンを排し、曲や場面に応じて多彩に変化する。アルペジオとの対比はもちろんのこと、二人のアコースティック・ギターでの役割分担が徹底されている。通常のドラムセットを使わず、敢えて軽量のパーカッション(小型ハイハット、小さなシンバル、ウッド・ブロック、カホン、ベル類)とすることにより、ギターのカッティングと均整のとれたバック・アレンジが達成される。ベースも音量を抑え、バンド全員がPA を使用しても、基調としてのフォーク感が損なわれないようになっている。
現代風に料理しましたというような、嫌味がまったくない。カレリアの田舎フォークの伝統がうまく生かされているのに野暮ったいわけでもない。とても洗練された音楽だ。
Mimmit のライヴは何回聴いても飽きが来ない。また来年も来てほしい。
by invs
| 2015-11-20 17:23
| Mimmit

