2016年 06月 04日
ダブル・ベース・プレイヤー Håkon Thelin |
一つ前のBlog 記事で触れたノルウェーのダブル・ベース・プレイヤーの Håkon Thelin(ホーコン・テリン)について書いておく。彼はシンガーの Unni Løvlid(ウニ・ロヴリ)と Lux (ルックス)という名前でデュオを組んで Real & True Live Seriesに出演した。また、今年 1 月には来日し、Unni と新たなアルバムを録音している。現時点では Lux のようにフォークと現代音楽の融合に最も興味があると語っているが、現代音楽の分野で長いキャリアを持っている。以下、主に Håkonのオフィシャル・サイトの和訳・要約を書いておく。
photo: Bjørn Thevik
Oslo Sinfonietta、POING、Ensemble Modern、musikFabrik というグループのメンバーとして活動してきて、POING では日本公演も行ったことがある。メンバー構成は以下のとおりだ。
Rolf-Erik Nystrøm - saxophones
Frode Haltli - accordion
Håkon Thelin - double bass、リーダー
このバンドは 1999年に結成され、現代音楽の分野ではスカンディナヴィアでトップクラスの位置を占めている。演奏曲は他の作曲家が書いたものだが、ヨーロッパやアジアの作曲家ものの初演曲が 100 曲以上もある。2009年にノルウェー作曲家協会により「2009年度演奏者」として選ばれ、2011年にはオスロで毎年開催されるUltima Festival という現代音楽フェスの芸術監督に選出されている。
Håkon Thelinのソロ作品としてはこれまで 2004 年リリースの"a p)reference to other things" (Iannis Xenakis, Bent Sørensen, Jacob Druckmanの作品を演奏)、2011年リリースの"Light"(自分の作曲による -ノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemann 2012年賞/現代音楽部門を受賞)、と2015年リリースの "Folk" がある。
2007 - 2011 年の間、Håkonはノルウェー音楽院において芸術リサーチ・フェローとして"A new world of sounds - advancements in contemporary double bass techniques"(新たな音の世界 - 現代ダブルベース・テクニックの進歩)について仕事をしているが、これはイタリアのダブルベース奏者 Stefano Scodanibbio の音楽とテクニックを研究し、自分の音楽に使うべき音を探し、新たなテクニックを開発するものだった。Knut Guettler 教授とともに、ダブルベースの重音について画期的な研究を行っている。その論文はここにある。
Maja Solveig Kjelstrup Ratkje が加わったプロジェクトも今年手がけた。
このプロジェクトのライヴ・ヴィデオ集 - すべて非常に面白い。John Lennon の曲まである。ノルウェー西部Bergen での2011年ライヴは古風で現代的、過激で情緒的と不思議な音楽だ。

photo: Mimsy Møller

Oslo Sinfonietta、POING、Ensemble Modern、musikFabrik というグループのメンバーとして活動してきて、POING では日本公演も行ったことがある。メンバー構成は以下のとおりだ。
Rolf-Erik Nystrøm - saxophones
Frode Haltli - accordion
Håkon Thelin - double bass、リーダー

Håkon Thelinのソロ作品としてはこれまで 2004 年リリースの"a p)reference to other things" (Iannis Xenakis, Bent Sørensen, Jacob Druckmanの作品を演奏)、2011年リリースの"Light"(自分の作曲による -ノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemann 2012年賞/現代音楽部門を受賞)、と2015年リリースの "Folk" がある。
2007 - 2011 年の間、Håkonはノルウェー音楽院において芸術リサーチ・フェローとして"A new world of sounds - advancements in contemporary double bass techniques"(新たな音の世界 - 現代ダブルベース・テクニックの進歩)について仕事をしているが、これはイタリアのダブルベース奏者 Stefano Scodanibbio の音楽とテクニックを研究し、自分の音楽に使うべき音を探し、新たなテクニックを開発するものだった。Knut Guettler 教授とともに、ダブルベースの重音について画期的な研究を行っている。その論文はここにある。
Maja Solveig Kjelstrup Ratkje が加わったプロジェクトも今年手がけた。
このプロジェクトのライヴ・ヴィデオ集 - すべて非常に面白い。John Lennon の曲まである。ノルウェー西部Bergen での2011年ライヴは古風で現代的、過激で情緒的と不思議な音楽だ。

by invs
| 2016-06-04 18:16

