2016年 09月 20日
Håkon Kornstad - 9-10月来日ツアー、スタートまであと10日切る |
9 -10 月に来日ツアーを行う Håkon Kornstad の特徴がよくわかるライヴ映像がある。
彼はソロ公演でもバンドを付けた公演でも、自らがサックス(テナー)を吹くだけでなく、オペラ(テノール)も歌う。ジャズ的音空間からクラシックの音空間(イタリア語で歌う)に一瞬で移る、その「落差」、しかしそこには「音楽としての連続」も認められる。極めてユニークなこの取り合わせは、普通のことでは驚かないノルウェーでも異色中の異色だ。サックスのテナーとオペラのテノールはどちらも英語では「テナー」だから、Håkon は自らのライヴを "Tenor Battle"と題して演奏を行っている。
いかに普段我々が「ジャズ」、「ポップ」、「ロック」、「クラシック」といった音楽カテゴリーの罠に嵌っているか。その罠から聴く手を解放する手腕にはただならないものを感じる。
ライヴ映像 2015年、オスロのジャズ・クラブ Nasjonal jazzscene での演奏 - 1時間24分ある。
この映像で彼は彼がニューヨークのメトロポリタン劇場でオペラを見て、急にオペラを習おうとしたことなどがコミカルに語られている。ノルウェー語なので全部はわからないが、話し手としてのセンスもある。
映像のバンド構成での Tenor Battle は、数年前、オスロのフェスで実際に見てきた。その時の記事をご覧いただきたい。オペラを歌うことになったいきさつなども書いてある。
記事
Håkon Kornstad
Håkon Kornstad 出演公演(ツアー)
*「ミュージック from ノルウェー・ 2016 ツアー」 ソロ公演 - 横浜、京都、金沢、上越、柏
*Jazztreffen(ジャストレッフェン) トリオ公演 - 東京



彼はソロ公演でもバンドを付けた公演でも、自らがサックス(テナー)を吹くだけでなく、オペラ(テノール)も歌う。ジャズ的音空間からクラシックの音空間(イタリア語で歌う)に一瞬で移る、その「落差」、しかしそこには「音楽としての連続」も認められる。極めてユニークなこの取り合わせは、普通のことでは驚かないノルウェーでも異色中の異色だ。サックスのテナーとオペラのテノールはどちらも英語では「テナー」だから、Håkon は自らのライヴを "Tenor Battle"と題して演奏を行っている。
いかに普段我々が「ジャズ」、「ポップ」、「ロック」、「クラシック」といった音楽カテゴリーの罠に嵌っているか。その罠から聴く手を解放する手腕にはただならないものを感じる。
ライヴ映像 2015年、オスロのジャズ・クラブ Nasjonal jazzscene での演奏 - 1時間24分ある。
この映像で彼は彼がニューヨークのメトロポリタン劇場でオペラを見て、急にオペラを習おうとしたことなどがコミカルに語られている。ノルウェー語なので全部はわからないが、話し手としてのセンスもある。
映像のバンド構成での Tenor Battle は、数年前、オスロのフェスで実際に見てきた。その時の記事をご覧いただきたい。オペラを歌うことになったいきさつなども書いてある。
記事
Håkon Kornstad
Håkon Kornstad 出演公演(ツアー)
*「ミュージック from ノルウェー・ 2016 ツアー」 ソロ公演 - 横浜、京都、金沢、上越、柏
*Jazztreffen(ジャストレッフェン) トリオ公演 - 東京



by invs
| 2016-09-20 20:21
| Håkon Kornstad

