2016年 10月 29日
Nakama/仲間 - 本日、2016 日本ツアー最終日 |
ノルウェーの四人組アンサンブル Nakama/仲間の日本ツアーが最終日を迎えた。今日、昼間、代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」で開催される。当日券を発売する。
ツアー詳細
毎日ライヴを聴いているとだんだんわかってくることがある。これはどのバンドにも共通することだが、作曲家の意図とか、演奏のポイントがよりはっきり見てとれるようになる。一度聴いただけではわからない。繰り返し聴くことによって初めて明瞭になる。
Nakama/仲間の場合、これまでにない音楽の創造を念頭に置いているため、聴く方にとっては、他のグループより一層繰り返しの重要性が増す。一番最初に聴いた時面食らったフレーズやアンサンブルでも、数回ライヴを経るとそれがどういう意味を持っているかがよりはっきりする。
弦や弦楽器本体を弓で擦る音や叩く音、ピアノのフットペダルのみの「空(から)踏み」や内部奏法、スネア・ドラムのドラム・スティックでの「円描き擦り」やハイハットの下のシンバルのみを叩くマレットの音など、ライヴで発見できるものは多い。特に Nakama の場合は、ごくごく静かな音や、音のない時間(間/マ)を大切に扱っているから、CDで聴いただけではわからない。
ツアー最終日、バンドは思い切り演奏するだろう。ライヴの醍醐味を存分に味わっていただきたい。
photo: Kristoffer Eikrem
ツアー詳細
毎日ライヴを聴いているとだんだんわかってくることがある。これはどのバンドにも共通することだが、作曲家の意図とか、演奏のポイントがよりはっきり見てとれるようになる。一度聴いただけではわからない。繰り返し聴くことによって初めて明瞭になる。
Nakama/仲間の場合、これまでにない音楽の創造を念頭に置いているため、聴く方にとっては、他のグループより一層繰り返しの重要性が増す。一番最初に聴いた時面食らったフレーズやアンサンブルでも、数回ライヴを経るとそれがどういう意味を持っているかがよりはっきりする。
弦や弦楽器本体を弓で擦る音や叩く音、ピアノのフットペダルのみの「空(から)踏み」や内部奏法、スネア・ドラムのドラム・スティックでの「円描き擦り」やハイハットの下のシンバルのみを叩くマレットの音など、ライヴで発見できるものは多い。特に Nakama の場合は、ごくごく静かな音や、音のない時間(間/マ)を大切に扱っているから、CDで聴いただけではわからない。
ツアー最終日、バンドは思い切り演奏するだろう。ライヴの醍醐味を存分に味わっていただきたい。

by invs
| 2016-10-29 09:51
| Nakama/仲間

