2017年 01月 25日
Tore Brunborg Slow Snow Quartet - 今日二日目は金沢 |
Tore Brunborg Slow Snow Quartet 初来日ツアーの初日は京都のRAG で公演が行われた。さすが、メンバーは皆ヴェテランの領域に入ったミュージシャンばかりだから演奏が安定している。四人のバンドとしてはとても幅広い音域に、たくさんの倍音要素が絡んだ上、凝ったリズム・パターンを要所要所に散りばめた魅力的な演奏だった。全体としては Tore の曲作りがとてもロマンチックであることがよくわかった。もちろん、「泣き落とし」的な単純なものではなく、それは北欧らしいクールさを纏っている。
Tore はサックス・プレイヤーだが、昨夜は会場にグランドピアノがあったのでピアノも結構弾いていた。個人的にとても興味深かったのは、アンコール曲でサックスを吹かずピアノを弾いていたことだった。普通、本人が主宰するリーダーバンドでアンコールがあれば、本人が最も得意とする楽器で演奏するものだ。Tore はそれをしなかった。ライヴの最後を飾るのは「曲であってプレイヤーではない」ということだろう。こういうところはとても彼らしい。普段から静かなジェントルマンでとても控えめな人だ。個性の強い第一級メンバーを集める人徳というものがここからもうかがえる。
ツアー詳細
今日、ツアー二日目は金沢に入る。会場は「もっきりや」だ。天気予報では雪が降るようだが、それもまた趣があっていい。まさにバンド名に「雪」の名を入れた Slow Snow Quartet ではないか。
Tore はサックス・プレイヤーだが、昨夜は会場にグランドピアノがあったのでピアノも結構弾いていた。個人的にとても興味深かったのは、アンコール曲でサックスを吹かずピアノを弾いていたことだった。普通、本人が主宰するリーダーバンドでアンコールがあれば、本人が最も得意とする楽器で演奏するものだ。Tore はそれをしなかった。ライヴの最後を飾るのは「曲であってプレイヤーではない」ということだろう。こういうところはとても彼らしい。普段から静かなジェントルマンでとても控えめな人だ。個性の強い第一級メンバーを集める人徳というものがここからもうかがえる。
ツアー詳細
今日、ツアー二日目は金沢に入る。会場は「もっきりや」だ。天気予報では雪が降るようだが、それもまた趣があっていい。まさにバンド名に「雪」の名を入れた Slow Snow Quartet ではないか。
by invs
| 2017-01-25 09:02
| Tore Brunborg
