2017年 01月 30日
Tore Brunborg Slow Snow Quartet - オーディエンス・レヴュー |
Tore Brunborg Slow Snow Quartet の 1/28 東京新宿 Pit Inn 公演をご覧になった方がFacebook に投稿されている。以下、許可をいただいて転載する。
Yukiko Munetoshi
Tore Brunborg Slow Snow Quartet の初来日ツアーで新宿ピットインへ!
ノルウェーの第一級プレーヤーが集結したスーパーグループ。招いたReal&true大沢さんが連日ブログに各地での公演の模様を報告なさっていて、これは行かなくては!と身体が動き、そしてその期待は完璧な形で満たされました。
Tore Brunborg - sax
Eivind Aarset - guitar
Steinar Raknes - double bass
Per Oddvar Johansen - drums
リーダーであるTore Brunborgがすべての曲を作っているとのことですが、それぞれの個性をあれ程までに引き出す曲作りが、一体どのようにしてなされるのか私には想像もつきません。
様々な要素が、複雑に豊かに、でも折り目正しく(正確にというべきか)重なっていく様。
美しく変容していく風景の上を、鳥になって渡っていくような。
あるいはハイウェイをとばす車から見える光の連続が、リズムを生み出すあの感じ。
誰の足跡もついていないきらめく雪原に、はじめての1歩を踏み出すやさしい清らかさ。
このまま永遠の眠りについても良いかと思える程、穏やかに締めくくった曲から
あんなにクールなパッショッンの炸裂する、ロックな曲へって…どういうこと?
ジャンルを、どっこらしょとまたぐような、不自然な所作は微塵もない。
もうお願いですから、一回思いっ切り叫ばせて下さい!と思う程、興奮の連続でした。
ドラムがあんなに繊細かつ能弁になる楽器とは!
ダムルベース。ベースというよりギターのようにリードしてみたり。技巧の裏打ちがなければなし得ないエネルギッシュさ!
そして、ギター!あ~その音、リズム、なんて品よくエキサイティングなのでしょう。
Toreのsax。控えめなアプローチからいつのまにかグッーと身の内に入り込んでくる。
何もかもよく心得てらっしゃるのに、押し付けることも過剰なアピールも一切なく、けれども音楽への情熱ははっきりと!
アンコールの得も言われぬ美しい曲の頃には、放心状態。自分が誰かも忘れそうな(笑)
けして通俗的にならない、それでいてシンプルに美しいと受け入れられる音楽。今まで拝聴した大沢さんが招くアーティストに共通した、その得難い宝石のような特質を、今夜も存分に堪能させて頂きました。
==
Yukiko Munetoshi 大切なことを記し忘れました!
slow snow
というグループ名
このネーミングに、グループの音楽のエッセンスが集約されている、と感じました。
磨き上げられた音楽は、自然から受けるバイヴレーションに限り無く近くなるように思えました。
Yukiko Munetoshi
Tore Brunborg Slow Snow Quartet の初来日ツアーで新宿ピットインへ!
ノルウェーの第一級プレーヤーが集結したスーパーグループ。招いたReal&true大沢さんが連日ブログに各地での公演の模様を報告なさっていて、これは行かなくては!と身体が動き、そしてその期待は完璧な形で満たされました。
Tore Brunborg - sax
Eivind Aarset - guitar
Steinar Raknes - double bass
Per Oddvar Johansen - drums
リーダーであるTore Brunborgがすべての曲を作っているとのことですが、それぞれの個性をあれ程までに引き出す曲作りが、一体どのようにしてなされるのか私には想像もつきません。
様々な要素が、複雑に豊かに、でも折り目正しく(正確にというべきか)重なっていく様。
美しく変容していく風景の上を、鳥になって渡っていくような。
あるいはハイウェイをとばす車から見える光の連続が、リズムを生み出すあの感じ。
誰の足跡もついていないきらめく雪原に、はじめての1歩を踏み出すやさしい清らかさ。
このまま永遠の眠りについても良いかと思える程、穏やかに締めくくった曲から
あんなにクールなパッショッンの炸裂する、ロックな曲へって…どういうこと?
ジャンルを、どっこらしょとまたぐような、不自然な所作は微塵もない。
もうお願いですから、一回思いっ切り叫ばせて下さい!と思う程、興奮の連続でした。
ドラムがあんなに繊細かつ能弁になる楽器とは!
ダムルベース。ベースというよりギターのようにリードしてみたり。技巧の裏打ちがなければなし得ないエネルギッシュさ!
そして、ギター!あ~その音、リズム、なんて品よくエキサイティングなのでしょう。
Toreのsax。控えめなアプローチからいつのまにかグッーと身の内に入り込んでくる。
何もかもよく心得てらっしゃるのに、押し付けることも過剰なアピールも一切なく、けれども音楽への情熱ははっきりと!
アンコールの得も言われぬ美しい曲の頃には、放心状態。自分が誰かも忘れそうな(笑)
けして通俗的にならない、それでいてシンプルに美しいと受け入れられる音楽。今まで拝聴した大沢さんが招くアーティストに共通した、その得難い宝石のような特質を、今夜も存分に堪能させて頂きました。
==
Yukiko Munetoshi 大切なことを記し忘れました!
slow snow
というグループ名
このネーミングに、グループの音楽のエッセンスが集約されている、と感じました。
磨き上げられた音楽は、自然から受けるバイヴレーションに限り無く近くなるように思えました。
by invs
| 2017-01-30 13:26
| Tore Brunborg