2017年 03月 15日
Sinikka Langeland 日本ツアー二日目 - 本日は上越市 |
Sinikka Langeland 日本ツアー二日目、今日は上越市だ。会場はラ・ソネ菓寮春日山店になる。
ツアー詳細
昨夜、新潟公演は盛況だった。Sinikka はアルバム "The Magical Forest" の曲と世界初演の新曲「波の詩」などを披露した。曲についてはそのつど説明があり、歌詞内容をよくわかって欲しいという気持ちが伝わってくる。Sinikka が暮らす Finnskogen(フィン族の森)はアニミズム的世界を残している場所で、それ故、古層にアニミズムを持っている日本人にはきっとわかってもらえるとの思いがあるのだろう。彼女自身はノルウェー生まれだが、母親がフィンランド人でフィンランドの伝統文化に思いをなす人だった。その Sinikka がフィンランドの伝統楽器カンテレを弾くようになったのも母親のはたらきかけがあったからだ。自身のルーツに思いを馳せれば、フィンランドのアニミズム的感覚はSinikka にとってごく自然なものだと思う。
昨夜の公演はPAを使わない完全アコースティック公演だった。今夜のライヴは会場でのサウンドチェックを経てどうするか決めるが、多分同様になるだろう。生カンテレに生の歌声は、本来のチャンバー・ミュージックとてしのカンテレ演奏に近い。エレクトロニクスが音楽に登場する前の、極めてアナログな演奏環境で、人類古層にあるアニミズム的感覚を味わうのもおつなものだ。 photo: Dag Alveng
ツアー詳細
昨夜、新潟公演は盛況だった。Sinikka はアルバム "The Magical Forest" の曲と世界初演の新曲「波の詩」などを披露した。曲についてはそのつど説明があり、歌詞内容をよくわかって欲しいという気持ちが伝わってくる。Sinikka が暮らす Finnskogen(フィン族の森)はアニミズム的世界を残している場所で、それ故、古層にアニミズムを持っている日本人にはきっとわかってもらえるとの思いがあるのだろう。彼女自身はノルウェー生まれだが、母親がフィンランド人でフィンランドの伝統文化に思いをなす人だった。その Sinikka がフィンランドの伝統楽器カンテレを弾くようになったのも母親のはたらきかけがあったからだ。自身のルーツに思いを馳せれば、フィンランドのアニミズム的感覚はSinikka にとってごく自然なものだと思う。
昨夜の公演はPAを使わない完全アコースティック公演だった。今夜のライヴは会場でのサウンドチェックを経てどうするか決めるが、多分同様になるだろう。生カンテレに生の歌声は、本来のチャンバー・ミュージックとてしのカンテレ演奏に近い。エレクトロニクスが音楽に登場する前の、極めてアナログな演奏環境で、人類古層にあるアニミズム的感覚を味わうのもおつなものだ。
by invs
| 2017-03-15 15:21
| Sinikka Langeland