2017年 05月 05日
Erlend Apneseth (エアレント・アプネセット) |
今月のノルウェーの新進バンド二組によるダブル・ツアーに出演するバンドは Building Instrument (ビュルディング・インストルメント)と Erlend Apneseth Trio(エアレント・アプネセット・トリオ) だ。
ダブル・ツアー詳細
この内、Erlend Apneseth Trio のリーダーで、ノルウェーの伝統楽器ハルダンゲル・フィドル(ノルウェー語ではhardingfele)を演奏するErlend Apneseth の経歴を彼の公式ページをベースに書いておく。
現代仕様のハルダンゲル・フィドルはヴァイオリンに外見は似ているが、ヴァイオリンが四弦であるのに対し、弦が八-九本ある。ハルダンゲル・フィドルでは四本の弦がヴァイオリンのように張られているが、他の弦は通常直接手では触れず、共鳴弦として作用する。調弦や演奏方法もヴァイオリンとは異なる独特な楽器だ。
Erlend Apneseth
以下、公式サイトより和訳、補遺
Erlend Apneseth はノルウエーで最も知られたハルダンゲル・フィドル奏者の一人だ。もともと伝統に根差した演奏をしていたが、最近では現代的でインプロヴィゼーションを取り入れた音楽をメインにしている。彼のデビュー・アルバム "Blikkspor" (Grappa Musikkforlag 2013)はフォーク、ジャズ、現代音楽の雑誌により高く評価された。アルバムはノルウェーの著名トランペット奏者 Arve Henriksen がプロデュ-スしている。
Erlend の二枚目のアルバムはドラマーのØyvind Hegg-Lunde (Building Instrument, José Gonzálezなどで演奏)とギタリストの Stephan Meidell (Cakewalk, Krachmacherなどで演奏)をフィーチャーしたもので 2016 年の 2/4 にノルウェーのジャズ/インプロ・レーベルのHUBROよりリリースされている。このアルバムも国内外のメディアから多くの評価を得た。アルバムはノルウェーの Folkelarm 賞を受賞、またノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemann 賞「オープン・カテゴリー」部門にノミネートされた。
各レヴュー
「Erlend Apneseth は八弦ヴァイオリンであるハルダンゲル・フィドルの名人だ。フィドルはそれが持っているポテンシャルを探求されるために引っ張られ、かき鳴らされ、ひねられ、弓で弾かれる。」The Arts Desk (イギリス、芸術全般誌)
「Apneseth は銀の輝きを持ったダンス・メロディーや彼のトリオの手になる親密で直感的な作品の要素要素を、生(なま)の探求的な生命力でもってうならせ、うねらせ、騒がしく鳴らしている。」MOJO Magazine(イギリス、音楽誌)
「いろいろなムード、スタイル、セッティングとアルバムのトラック順が聴く者の心を奪う。」BBC Music Magazine, Jon Lusk (イギリス、国営放送音楽誌)
「常に冒険的で、時にはっとさせ、しばしばその美しさに憑りつかれる。完全に没入して聴くことに価値があるアルバムだ。」fRoots(イギリス、フォーク+ルーツ音楽誌)
ダブル・ツアー詳細
この内、Erlend Apneseth Trio のリーダーで、ノルウェーの伝統楽器ハルダンゲル・フィドル(ノルウェー語ではhardingfele)を演奏するErlend Apneseth の経歴を彼の公式ページをベースに書いておく。


以下、公式サイトより和訳、補遺
Erlend Apneseth はノルウエーで最も知られたハルダンゲル・フィドル奏者の一人だ。もともと伝統に根差した演奏をしていたが、最近では現代的でインプロヴィゼーションを取り入れた音楽をメインにしている。彼のデビュー・アルバム "Blikkspor" (Grappa Musikkforlag 2013)はフォーク、ジャズ、現代音楽の雑誌により高く評価された。アルバムはノルウェーの著名トランペット奏者 Arve Henriksen がプロデュ-スしている。
Erlend の二枚目のアルバムはドラマーのØyvind Hegg-Lunde (Building Instrument, José Gonzálezなどで演奏)とギタリストの Stephan Meidell (Cakewalk, Krachmacherなどで演奏)をフィーチャーしたもので 2016 年の 2/4 にノルウェーのジャズ/インプロ・レーベルのHUBROよりリリースされている。このアルバムも国内外のメディアから多くの評価を得た。アルバムはノルウェーの Folkelarm 賞を受賞、またノルウェーのグラミー賞にあたるSpellemann 賞「オープン・カテゴリー」部門にノミネートされた。
各レヴュー
「Erlend Apneseth は八弦ヴァイオリンであるハルダンゲル・フィドルの名人だ。フィドルはそれが持っているポテンシャルを探求されるために引っ張られ、かき鳴らされ、ひねられ、弓で弾かれる。」The Arts Desk (イギリス、芸術全般誌)
「Apneseth は銀の輝きを持ったダンス・メロディーや彼のトリオの手になる親密で直感的な作品の要素要素を、生(なま)の探求的な生命力でもってうならせ、うねらせ、騒がしく鳴らしている。」MOJO Magazine(イギリス、音楽誌)
「いろいろなムード、スタイル、セッティングとアルバムのトラック順が聴く者の心を奪う。」BBC Music Magazine, Jon Lusk (イギリス、国営放送音楽誌)
「常に冒険的で、時にはっとさせ、しばしばその美しさに憑りつかれる。完全に没入して聴くことに価値があるアルバムだ。」fRoots(イギリス、フォーク+ルーツ音楽誌)
by invs
| 2017-05-05 10:59
| Erlend Apneseth Trio