2017年 10月 29日
本日、Peter Hammill 2017 来日ツアーが最終日 |
Peter Hammill 2017 来日ツアーが最終日となった。昼間に歌詞関連のイヴェント、夜にコンサートがある。
2017 ツアー詳細
主催者自ら言うのもおかしいが、昨日のイヴェントはなかなか充実していたと思う。Peter がかなり突っ込んだ内容の話をしてくれた。Peter の歌詞に登場する "refugees"(難民、避難民)、 "stranger"(知らない人、他人)、"out" といった言葉には共通項として "alienation"(遠ざけること、疎外、疎外感)があるのでは、という質問から始まり、それには "alone" も加えられるというPeter の指摘から話が展開していった。オーディエンスも質問やコメントで参加し、全体としていい緊張感の中に笑いもあって有意義な時間を過ごせた。内容について事前に全く何も用意してなかったが、世界初の試みは成功したと思う。自画自賛で恐縮だが、率直な気持ちだ。
今日はこのイヴェントの Part 2 が開催される。会場は西新宿のレアルセミナールーム(新宿区西新宿1-3-13 Zenken PlazaⅡ 7F)になる。チケットには間違った会場名が記載がされているのでご注意いただきたい。昨日は新宿駅の東側だったが、今日は西側だ。
台風が迫っている中、ご来場いただくことになる。日本の風物には違いないが、これを好きだという人はそう多くはないだろう。Peter は昨夜食事した時に、地震と台風など自然の脅威があるから日本人はアニミズム的な神(明治以降の国家神道は除く)の世界に行ったのだろうと言っていた。中近東でキリスト、イスラム、ユダヤの三教が根を同じくして発生したのと全く違う発生の仕方だ。Peter は神道の方が自然の摂理から出た信仰なので、三教より論理的だと言っていた。彼には子供の時、カトリックの中でも先鋭的なイエズス会(Jesuits)の学校で勉強していて、さんざん信仰を強要された経験がある。それは「もうこりごり」だったそうだ。後に、マンチェスター大学で科学を専攻することになるPeter は極めて論理的な考えをする青年に育っていった。彼の歌にキリスト教批判の歌詞が出て来る所以だ。
さて、今日のイヴェント、どうなるか楽しみだ。
2017 ツアー詳細
主催者自ら言うのもおかしいが、昨日のイヴェントはなかなか充実していたと思う。Peter がかなり突っ込んだ内容の話をしてくれた。Peter の歌詞に登場する "refugees"(難民、避難民)、 "stranger"(知らない人、他人)、"out" といった言葉には共通項として "alienation"(遠ざけること、疎外、疎外感)があるのでは、という質問から始まり、それには "alone" も加えられるというPeter の指摘から話が展開していった。オーディエンスも質問やコメントで参加し、全体としていい緊張感の中に笑いもあって有意義な時間を過ごせた。内容について事前に全く何も用意してなかったが、世界初の試みは成功したと思う。自画自賛で恐縮だが、率直な気持ちだ。
今日はこのイヴェントの Part 2 が開催される。会場は西新宿のレアルセミナールーム(新宿区西新宿1-3-13 Zenken PlazaⅡ 7F)になる。チケットには間違った会場名が記載がされているのでご注意いただきたい。昨日は新宿駅の東側だったが、今日は西側だ。
台風が迫っている中、ご来場いただくことになる。日本の風物には違いないが、これを好きだという人はそう多くはないだろう。Peter は昨夜食事した時に、地震と台風など自然の脅威があるから日本人はアニミズム的な神(明治以降の国家神道は除く)の世界に行ったのだろうと言っていた。中近東でキリスト、イスラム、ユダヤの三教が根を同じくして発生したのと全く違う発生の仕方だ。Peter は神道の方が自然の摂理から出た信仰なので、三教より論理的だと言っていた。彼には子供の時、カトリックの中でも先鋭的なイエズス会(Jesuits)の学校で勉強していて、さんざん信仰を強要された経験がある。それは「もうこりごり」だったそうだ。後に、マンチェスター大学で科学を専攻することになるPeter は極めて論理的な考えをする青年に育っていった。彼の歌にキリスト教批判の歌詞が出て来る所以だ。
さて、今日のイヴェント、どうなるか楽しみだ。
by invs
| 2017-10-29 11:03
| Peter Hammill