今夜は金沢 - 昨夜の柏公演の感想

今日は Adam Bałdych & Krzysztof Dys (アダム・バウディヒ & クシュストフ・ディス)公演二日目だ。会場は金沢のもっきりやになる。

公演詳細

昨夜の Nardisでのライヴは素晴らしいものだった。完全アコースティックで観客のすぐ目の前という理想的な環境で二人の演奏は爆発した。

Adamは緩急自在、猛烈なスピードのパッセージを弾いたかと思えば、ヴァイオリンを持ち替えてごくゆっくりとしたフレーズを感情を込めて「捧げる」。Krzysztof は元クラシックのピアニストとあって、確実なプレイをして（インプロヴィゼーション混ぜながら）Adamをバックアップする。息が合っているというのもおこがましいほど二人は一体となり、ユニゾンで弾くところはもちろん、全く別のフレーズを付けるところでさえ、完璧な表現を見せていた。

第一日目でこの濃度だ。一週間でどこまで行くかわからない。この秋必聴の公演だ。