2021年 03月 24日
トランペット奏者 Arve Henriksen、2月にソロ・アルバム |
ノルウェーのトランペット奏者 Arve Henriksen が最後に日本でライヴをしたのは2007 年支笏湖畔での Terje Isungset (テリエ・イースングセット)氷の楽器コンサートだったような気がする。もう大分、日本に来ていない。

Arve Heriksen - trumpets, brass instruments, voice, alto and bass clarinets, piano, synthesizers, drums, samples, field recording and electronic treatments
録音 Walhalla Hotel and Mölnlycke 2016-2020
(track 4 with field recording fragments from Viola Sonata Op.25 No.1 «Langsam, mit viel Ausdruck» by Paul Hindemith performed by Nora Taksdal at Sinikka Langeland´s farmhouse gallery at Vellene in Guddal, Sunnfjord )
どちらかと言えばダークでミニマル・ミュージック的な曲があるかと思えば、アトモスフェリックなトランペットがリードをとる曲などあって面白い。マスタリングはバンド Supersilent で「同志」の Helge Sten だ。
Walhalla とは実在のホテルだが、北欧神話では主神オーディンの宮殿を言うらしい。古ノルド語ではヴァルホル(Valhöll、戦死者の館)だ。アルバム全体の雰囲気がまさに歴史を遡る感じだ。Arve 得意の似非言語、どこかで拾ったノルウェー語の会話、エフェクトをかけた英語のフレーズなどが散りばめらている。時折切れ込んでくるドーンと響くサンダー音、シンセとおぼしき音や何だかわからない鳥のような鳴き声も入っていて映画のサウンドトラックのようだ。これをごく一部を除いて全部一人でやっているのがいい。
by invs
| 2021-03-24 13:31
| Arve Henriksen

