Voice & Strings & Timpani、Edvard 賞ノミネート |
ノルウェーの Voice & Strings & Timpani の Stephan Meidell と Øyvind Hegg-Lunde が EDVARD 賞の「オープン・クラス」にノミネートされた。
Voice & Strings & Timpani はギタリスト Stephan Meidell (ステファン・マイデル)とドラマー Øyvind Hegg-Lunde(オイヴィン・ヘッグ ルンデ)のプロジェクト だ。Stephan と Øyvind はともに Erlend Apneseth Trio(エアレント・アプネセット・トリオ)のメンバーとして 2017年 5月に Real & True Live Series に出演している。Øyvind は更に同時期の Building Instrument(ビュルディング・インストルメント)の公演にも参加した他、Susanne Abbuehl (スザンヌ・アビュール)のバックメンバーとして 2016 年 5月に Real & True Live Series に出演している。
Building Instrument 及び Erlend Apneseth Trio 2017年 5月 20日 公演感想
Sussanne Abbuehl 初来日公演
EDVARD 賞はノルウェーの TONO(音楽著作権協会)が毎年カテゴリー毎に協会メンバーに授与するもので、Contemporary Music、Popular Music、Lyrics to Music(歌詞)、Open Class (オープン・クラス:ジャンルを飛び越えたもの)及び Challenger (挑戦者)というカテゴリーが設けられている。優勝者には Edvard Grieg (E. グリーグ)を象ったトロフィーと 50,000 ノルウェー・クローネ(約 646,000 円)が贈られる。協会のメンバーでない者(フェスティヴァル主催者、レコード会社等)には別途 Mediator 賞というのがあり、こちらも 50,000 ノルウェー・クローネが贈られる。
Stephan と Øyvind は過去 15年間一緒に活動してきており、二人名義のアルバムが 1枚、Voice & Strings & Timpani 名義のアルバムは 3枚(最も新しいアルバムは Hubro レーベル)ある。 最新アルバムはベルゲンの Nattjazz フェスで 2016年に録音されたものを部分的に使い、その後 2020年にベルゲンの Broen スタジオで追加録音とミックスされた。作曲は Stephan と Øyvind が行い基礎を作ったが、ソロ・アーティストの Stein Urheim、Building Instrument の Mari Kvien Brunvoll 及び Super Heavy Metal の Kim Åge Furuhaug がマルチ楽器奏者として参加している。そして全体の音として鍵なのは Mari Kvien Brunvoll と Eva Pfitzenmaier のヴォーカルだ。ヴォイス/ヴォーカルは楽器として大部分使用されているが、これは Stephan と Øyvind にとって初めての試みだった。そして音的にノルウェー語はフィットしなかったので英語とフランス語を使っている。[bandcamp の説明文を和訳・要約]
参加メンバー
Mari Kvien Brunvoll: vocal, electronics
Eva Pfitzenmaier: vocal, keys, recorder
Stein Urheim: guitar, electronics, langeleik (ランゲライク)
Stephan Meidell: guitar, electronics, synth
Kim Åge Furuhaug: drums, percussion
Øyvind Hegg-Lunde: drums, percussion, synth