サーミの日、2月6日、ヨイク

今日、2月 6日はサーミの日だ。

　　　　　　　　　　サーミの旗

サーミ人はヨーロッパのスカンディナヴィア（ノルウェー、スウェーデン、フィンランド）とロシアの北西部のコラ半島に、全部で6 万から11 万人（ノルウェー大使館は 8万と言っている）ぐらい住んでいると推定されている。

1917 年のこの日、初めてノルウェーのトロンハイムに国境を越えてサーミが集まり会議が開かれた。第一回サーミ会議（Conference）は1953 年に開催され。それ以来、毎年サーミ会議が開かれている。

Real & True では独特のサーミ音楽に特段の注意を払ってきた。特殊な発声で知られるヨイク（歌唱というか本来は吟詠に近い）をサーミの人に直接生音（マイクなし）伴奏なしで吟じてもらったこともある。

2018年にはサーミの音楽フェス Riddu Riđđu に行き、現地で生のヨイクをサーミのテントの中で聴いたり、ステージで珍しいロシアのサーミの歌唱を聴いたりした。

Riddu Riđđu Blog 記事　

ヨイクと日本

以下、Real & True のこれまでのサーミ関連公演だ。

名前、来日年、バンド名義/ソロ

＊Niko Valkeapää （ニコ・ヴァルケアパー） 2008年 - ソロ

2001年に亡くなった偉大な「ヨイカー」（詩人、政治家でもあった）Nils-Aslak Valkeapää の名付け子。すばらしい声質を持つ。

＊Inga Juuso （インガ・ユーソ） 2010 年 - Inga Juuso/Harald Skullerud （ハラール・スクレルー）と Skaidi （スカイディ）で二回

ヨイクの女王と言われた。2014 年亡くなった。

＊Sara Marielle Gaup Beaska （サラ・マリエル・ガウプ・べアスカ）2014年、2015年、2016年、2018年 - Arvvas（アルヴァス）

Inga Juuso に後継として示される。

三名ともヨイクを吟ずる。