Värttinä (ヴァルッティナ)40 年に思う |
日本時間の昨日、フィンランドのバンド Värttinä(ヴァルッティナ) ができてちょうど 40 年になるという。フィンランド東部、カレリア地方、湖沼地帯の村 Rääkkylä(ラーキュラ)でのことだ。「私 [Mari Kaasinen-Paaso(旧姓 Kaasinen)] が 11才の時、Sari Kaasinen と母親とともに、コッテージのテーブルに座って結成」されたそうだ。最初は 13 人の Tsupukat という詩の朗読グループだった。
Värttinä のことで覚えていることがある。一つはお台場にあったライヴハウス Tribute to the Love Generation に 2000 年 6/21 から 24 まで呼んだことだ。ちょうどアルバム Ilmatar がリリースされた頃でバンド全体のできがよかった。歌はもちろん、ドラムが特段にうまかった。もう一つは、それからしばらくしてフィンランドの Kaustinen フォーク・フェスティヴァルに一緒に出掛け、彼らのライヴを見たことだ。すでにフィンランドでは大物バンドとして活躍していた。
Real & True Live Series に何度か登場している Pauliina Lerche(パウリーナ・レルヒェ /旧姓 Luukkanen) も Värttinä のオリジナル・メンバーだった。9歳から15 歳までの約6年間を Värttina で、主にヴァイオリンを演奏し、オリジナル・アルバム 2枚を録音している。1987 年の "Kaustinen Ensemble of the Year at Kaustinen Folk Music Festival" 受賞以後は、欧州各地で公演を行っているが、その音楽性に飽き足らず彼女は Värttinä を離れることとなる。彼女は現在 Mimmit という妹とのデュオでフィランド全土に知られる。
80 年代に Värttinä を知り、ライヴに行った。90年代、旧譜がなかなか手に入らない時にベルリンで CD を見つけたのがなつかしい。今でもそのアルバムは Värttinä のベストだと思っている。
Värttinä 40 年に思う。