2024年 02月 16日
King Crimson 在籍時の Adrian Belew、Beatles を歌う |
楽しい思い出というのはいいものだ。
今日、Facebook に元 King Crimson の Adrian Belew(エイドリアン・ブルー)が投稿していた昔の記事を偶然目にした。以前にも見ていたが、今から 7 年前の 2017 年 2 月 17 日のものだ。ここで彼はヴィデオを投稿し、次のように言っている。最初の投稿は "last night” と言っているので 2000 年 だろう。
"last night with The Parrots at Abbey Road in Roponngi. I ended up singing 4 songs: If I Fell, Can't Buy Me Love, No Reply, and All My Lovin'. man, we had a ball!!!"
「昨夜、六本木の Abbey Road で Parrots と一緒に結局4 曲歌った。If I Fell, Can't Buy Me Love, No Reply と All My Lovin' だ。ものすごく楽しんだ !!!」
2000 年の 10 月 2 日、Beatles のカヴァーバンドとして知られた日本の Parrots が Abbey Road という店で演奏していたところ、Adrian が飛び入り参加し、Beatles の曲 If I Fell, Can't Buy Me Love, No Reply と All My Lovin' を歌ったのだった。この日はお台場のライヴハウス Tribute to the Love Generation(TLG)で King Crimson の演奏があり、終了後 Abbey Road を知っていた大沢が店に電話をして予約していた。Adrian が Beatles ファンだということは聞いていたが、ここまで熱心なファンだとは知らなかった。
店で Parrots が何曲か演奏した後で、確か King Crimson のメンバーが来店しているという話を Parrots がステージで行い、それがきっかけとなって、Adrian がステージに上がったと思う。彼はヴィデオのとおりノリノリで実に楽しそうに歌っていた。本当に Beatles が好きなんだと思った。King Crimson のライヴの後に Beatles の歌を歌うということと、Robert Fripp(ロバート・フリップ、King Crimson のメンバーでバンド創始者の一人)が Beatles のアルバム "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" の曲 "A Day in the Life" を自分の車の中で聴いて強い衝撃を受けた話しを考えれば、いかに当時のミュージシャンに Beatles が影響力を持っていたかがわかる。
ステージから降りた Adrian が大沢に語ったのは、彼が住んでいるテネシー州の Nashville に Abbey Road のようなクラブがあれば毎週でも通うということだった。
2018 年 7 月 20 日 Blog 記事
King Crimson - TLG ライヴ・アルバム |
by invs
| 2024-02-16 11:17
| Real & True (除く公演感想)

