2024年 02月 21日
今日は金沢公演 - Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)、昨夜の上越公演 |
今日の Duo Lijbaart /Brederode (デュオ・ライバート/ブレーデローデ)はこれから移動して金沢に入る。公演は柿木畠の「もっきりや」で行われる。
昨夜、上越でのライヴは 12月以来で、今年初の Real & True Live Series 公演だったが、それを飾る素晴らしい内容だった。Joost (ヨースト)Lijbaart と Wolfert(ヴォルファート)Brederode は二人の18 年にもわたるパートナーシップを十二分にオーディエンスに感じさせてくれた。
作曲された部分とインプロヴィゼーションが絶妙に合わさって、どこが作曲かどこがインプロかなど、部分部分に耳が行かず、全体として一つの流れとして大変スムーズに「できて」いる。「できて」いるようにオーディエンスには見えるが、実際は全部が緻密に作曲されたのではなく、時には即興があり、曲が瞬間ごとに「作られて」いく。ある意味、作曲の「現場」が見る者の目の前にさらされているわけだ。
もちろん、他のアーティストのあらゆる即興(インプロヴィゼーション)作品は作曲の「現場」たり得るのだが、 Duo Lijbaart /Brederode の場合、純粋に作曲された部分との分離が意図的に曖昧になっていて、「現場」が分かりづらい故に面白味が増す。これもある程度、曲を知っている、或いはこのような曲作りに慣れているオーディエンスであればの話で、ほとんどの人は作曲の「現場」を目撃したとは思わないだろう。それでも構わない。
むしろどこが作曲かインプロヴィゼーションかも分からず、一つの曲として感じ取る方が素直かも知れず、その方がより「音楽(音を楽しむ)」的であるとも言える。一概に分析的なのが音楽理解が深いとは言えないのだ。
by invs
| 2024-02-21 09:35
| Lijbaart/Brederode


