2024年 02月 24日
今日は千葉稲毛でライヴ、Duo Lijbaart/Brederode(デュオ・ライバート/ブレーデローデ)、ライヴの意味 |
今日はこれから新潟を発って千葉稲毛に向かう。会場は Candy で 19:00 開場、19:30 開演だ。
Duo Lijbaart/Brederode(デュオ・ライバート/ブレーデローデ)の日本公演は 5日目に入った。毎日ライヴをしていくことは忙しくもあるが、彼らにとっては絶好の機会でもある。
公演では曲名がない曲が幾つかあるが、これは彼らがインプロヴィゼーションをしていって、一つの曲に仕上げようとしているプロセスを意味している。誤解を恐れずに言うとすれば、完全には出来上がっていない「曲」だから、名前がない。だからといって手を抜いているというわけでは決してない。少しづつフレーズや構成、リズムなどをインプロで試しながらよりよい「曲」にしているわけだ。試すといってもそれは言葉の意味においてのみであって、ライヴだから全神経を集中して演奏する。「気が付いたら」もの凄いフレーズやリズムが出来上がっていたというのがいい。無意識の中にホンモノが潜んでいる。それをどう引き出すか。インプロの本領が発揮される。毎日、「本番」の連続の中で演奏が磨かれ、「曲」が出来あっがっていく。そういう意味では公演が連続してあるのというのは、ミュージシャンにとって、とても充実した「作曲」ができるということだ。
今日もまた「作曲」は続く。
by invs
| 2024-02-24 11:27
| Lijbaart/Brederode