2024年 02月 29日
今晩、Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)東京公演 |
今晩、Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)は東京公演だ。会場は代官山の「晴れたら空に豆まいて」、19:00 開場、19:30 開演になる。
楽器は重要だ。音はもちろんのこと、弾きやすさもコンサートの質に関連する。昨夜の富山 ふれんどる での公演のピアノは申し分のないものだった。Yamaha のピアノは深く長いトーンを出し、Wolfert の要求によく応えていた。彼が弾く強い打撃の右手の連打音も濁りのないしなやかなものだった。
なにごとも基本が肝心と良く言われるが、ピアノも例外ではない。音楽大学の頃からクラシックを学び、腕を鍛えてきたからこそ 20 年、30 年経って世界に通用する演奏ができる。Wolfert は Royal Conservatory in The Hague(ハーグ王立音楽院)を優秀な成績で卒業し、Frans Elsen(フランス・エルセン)、Albert Brussee(アルバート・ブリュセー)、Rob van Kreeveld(ロブ・ファン・クレーフェルト)に師事した経歴がある。現在は後進の育成を、オランダの ハーグ王立音楽院と Tilburg(ティルブルグ)市の Fontys(フォンティス)大学ジャズ・ピアノ/アンサンブル主科教師として務めている。作曲と演奏の毎日の中、ティルブルグでは週一回数時間、 北海に面したハーグから大学に通っている。
オランダから ECM レーベルに採用されているアーティストは多くはない。いわゆるストレート・アヘッド・ジャズと呼ばれるアメリカ・オリジンの典型的ジャズではない、未知の世界を拓くようなジャズを作ってきた Wolfert にとって ECM に早い時期に認められたことは幸いだった(トリオもカルテット作品もある)。ECM 最新作の アルバム "Ruins and Remains"(会場で販売中)はオランダでエディソン(電気の発明家)賞を獲得、バンドは各地のフェスティヴァルに呼ばれている。地元ハーグに近いところで開催される北海ジャズ・フェスにも呼ばれている。
by invs
| 2024-02-29 09:17
| Wolfert Brederode


