2024年 03月 11日
Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)、新潟公演での演奏 |
日本公演最終日の新潟公演で Wolfert Brederode(ヴォルファート・ブレーデローデ)がどう演奏したか、気が付いたことがあったので書いておく。彼は、インプロヴィゼーションなので何も覚えていないと言っていたので、尚更書いておく意味があるかと思う。
公演でピアノを弾いていて、終わりに近い(いつ終わるか本人にもわからないから、後から見て「終わりに近い」)頃、和音構成が明らかにメージャー・コード(長調)になった。すぐに止めるのか思ったら、極めてきれいなメージャーが和音構成を変えて、続けて演奏された。結局、全日本公演で最も長いメージャー音の展開が続き、それの最後も何とメージャーだった。これまでのマイナー・コード中心のインプロとは明らかに違う。どこか日本公演の最終を飾るかのような、4 拍子の頭をずっと、和音の中の高域の一音だけを変えながらメージャー・コードで弾いていく進行だった。
本人は意識していない「終わり」が演奏に反映しているな、と思ったが、それも個人的思いに過ぎないかも知れない。少なくとも私には印象的な新潟公演だった。
by invs
| 2024-03-11 09:20
| Wolfert Brederode

