ノルウェ―の The Core（ザ・コア）久しぶりに新アルバムとリリース・コンサート

ノルウェ―のバンド The Core が久しぶりにライヴを行った。メンバーそれぞれ普段は異なることをしているが、4/12 Oslo の ライヴハウス Nasjonal jazzscene でアルバム・リリース・コンサートを行った。新アルバムは "Roots" とタイトルされている。

Trondheim （トロンハイム）音楽院で結成されたこのバンドは、根っこに '60年代ニューヨークの音を持つと評される。

The Core は Real & True Live Series に出演している。

メンバー

Espen Aalberg（エスペン・オールベル）- ドラム

Kjetil Møster （シェティル・ムスター）- サックス

Steinar Raknes（スタイナー・ラクネス）- ダブルベース

Erlend Slettevoll （アーレン・スレッテヴォル）- ピアノ

試聴　Bandcamp

以下、ノルウェ―の音楽サイト Salt Peanuts のレヴュー和訳

2000 年代の最初の 10 年間、ノルウェーのカルテット、The Core は、北欧シーンで最も強力でエキサイティングなバンドの 一つだった。 2004 年から 2010 年にかけて、The Core はベルゲン・ビッグ・バンドとのアルバム、ザ・コア・アンド・モアとしてのアルバム、インドのミュージシャンとのザ・インディアン・コアとしてのアルバムを含む 8 枚のアルバムをリリースし、世界中をツアーし、James Carter（ジェームズ・カーター）、Per Texas Johansson（ペール・テキサス・ヨハンソン）や Jonas Kullhammar（ヨーナス・クールハマル）などの素晴らしいゲストと共演した。

20 周年を祝ってから 3 年、ここ数年は散発的なパフォーマンスを行ってきたが、最後のアルバム "Party"（Moserobie レーベル、2010年）をリリースしてから 14 年が経ち、ザ・コアはついにパーティーを継続する準備ができた。 4人のミュージシャンは、この行方不明の数年間、非常に多忙を極め、多忙なソロキャリアや他の数多くのプロジェクトをリードしていた。 Møster は The End （ジ・エンド）、Zanussi Five（ザヌッシ・ファイブ）と Gard Nilssen Supersonic Orchestra （ガール・ニルスン・スーパーソニック・オーケストラ）で演奏。Slettevoll は Petter Wettre （ペッテル・ヴェットル）、Ola Kvernberg （ウーラ・クヴァンベル）、Heidi Skjerve （ハイディ・シェルヴェ）と共演。Raknes は Tord Gustavsen Trio（トルド・グスタフセン・トリオ）と Ola Kvernberg と演じている。Aalberg は Håvard Lund （ホーヴァ―ル・ルン）でプレーしている。

"Roots" はクラシックなカルテット形式で録音され、頻繁にバンドに参加し、Møster と交替していたリードの Jørgen Mathisen （ヨルゲン・マチセン）は参加せず、スウェーデンの Jonas Kullhammar のレーベル、Moserobie Music Production からリリースされた。まるで勢いを失わなかったかのように、The Core をすべてが始まった場所に連れて行く。ソウルフルなコルトレーン以降と、キース・ジャレット・スカンジナビアン・カルテット以降が合わさったモダン・ジャズを演奏する 4 人の才能あるミュージシャンが、一緒に演奏することを楽しみ、全体が部分よりも優れているという独特で強調されたダイナミクスを確立した。

The Core には、手足を動かしたくなるようなドライブ感と推進力のあるリズム・セクションがそのまま残っており、ソロごとに火を噴く 2 人のカリスマ、Møster と Slettevoll がいる。そして、6 つの曲は、すべての味わいがスモーキーで恍惚としたバランスに達するまで、ゆっくりと時間をかけて調理される。偉大なサッカー選手 Lionel Messi （リオネル・メッシ）へのトリビュートもあり、ザ・コアの強いチーム感と常に発する素晴らしい楽しさを強調している。 ザ・コア万歳！

Eyal Hareuveni（ エヤル・ハレウヴェニ）