2024年 04月 25日
Samuli Mikkonen (サムリ・ミッコネン)東京公演にいらっしゃった方の感想 |
昨夜の Samuli Mikkonen (サムリ・ミッコネン)東京公演にいらっしゃった方が Facebook に投稿されている。許可をいただいて転載する。
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ECMアーティストでフィンランドのピアニスト、サムリ・ミッコネン(Samuli Mikkonen)のソロ・ピアノ・インプロヴィゼーション日本公演を聴きに代官山の晴れ豆に。
先に彼の明日からのスケジュールを載せますね。
4月25日(木) 横浜 Airegin
4月26日(金) 金沢 もっきりや
4月27日(土) 新潟 Jazz Flash
4月28日(日) 富山 Newport
4月29日(月) 稲毛 Candy
とにかく音色が素晴らしかった。
インプロはフリーでガシガシやるようなものではなく、ハーモニーを紡いでいく詩的な音楽でした。ドビュッシーの影響も大きいと思う。
アンコールは一変してChick Coreaの「Bud Powell」。素敵でした。
実は僕は18年とか前に彼が参加していたサックス・プレイヤーPekka PylkanenのバンドのPit Inn公演のライブ録音を担当したんです。その時の録音は結局CDにはならなかったのですが。 彼は僕の事を覚えてくれていた!(嬉) いきなりKenichiroって呼ばれてびっくりです。
終演後のワークショップにも参加しました。 18年前に彼がPitInnに来るなりやっていた「超時短」なウォーミングアップについて質問したり、WS参加者もそれぞれ弾くことになって僕もKeith Jarettの「Country」を彼の前で弾きました。
「誰の影響を受けていますか?」という質問に彼は画家や小説家、建築家の名前を次々に挙げていきます。ピアニストに限定してやっと質問した人が聴きたかった答えがもらえました。
何か芸術に対する視点の違いを感じました。
by invs
| 2024-04-25 09:05
| Samuli Mikkonen





