2024年 05月 25日
Dan Barbenel(ダン・バーベネル、別名Mr. Diagonal)今日、二日目、稲毛公演、昨夜の感想 |
Dan Barbenel(ダン・バーベネル、別名Mr. Diagonal)今日、二日目の公演となる。会場は稲毛の Candy だ。
昨日、柏に向かう途中、電車に乗ったら Dan が縫物をするというので何かと思ったら、持ってきた指人形の手の操作部分(布製)を縫い直しだした。人形の向きを変えたいので、最初から人形についていた指のポジションを変えるのだと言う。針と糸を小さな容器から取り出して、糸を針の孔に通して器用に縫っていた。そういうことをする男性を最近ずっと見たことがなかったが、母親から教わったのだそうだ。彼の祖父はロンドンでテーラーをしていたので、そういう器用さが遺伝的に備わっているのかも知れない。ちなみに彼の父親(科学者/数学者)は料理がじょうずだったそうだ。こちらも遺伝している気がする。
Dan といるといろいろ面白い。教養が生半可でないからネタに事欠かない。もう一つ面白い話を聞いた。彼はユダヤ系だが、先祖はポルトカル出身でその後裔はスペイン王に使えていたそうだ。その後、ユダヤ人がスペインから追放され、彼の祖先もイタリア各地、サルデーニャやヴェネチア(ヴェニス)に移住した。この辺のことは先祖の足跡として残っていて Dan の祖先の書いた本の英語訳などもあるそうだ。ヨーロッパの歴史の文字通り重厚さをまざまざと見せつけるが、決して栄えある祖先云々といった名声を世にひけらかすのとは違う。静かに、落ち着いた「大人」を感じる。
さて、ライヴの方はというと、のっけから深紅のビロードのミニ・カーテンが登場し、思わず「やったな」と思った。ここから先は見てのお楽しみだ。さすがドラマをスコットランド王立音楽・演劇院で学び今でも時折演劇に関わるだけのことはある。1st セットは曲を日本語で紹介したが、結構会場には英語が分かる人がいると見て、Dan は 2nd セットは英語で通した。さて、どの程度通じたかわからないが、曲の主要な歌詞は日本語訳をこの Blog に上げてあるので、それをご覧いただきたい。
歌詞 オリジナル英文と日本語訳
楽器はピアノとギターを使い、場所をそのつど変えて演奏していた。ピアノとギターそれぞれ一つをバックに歌うという彼のスタイルはシンプルだが、そこに凝った歌詞と、何といっても「歌(ヴォーカル)」がある。ひとたび歌を歌い出すとそこには別世界が開ける。
by invs
| 2024-05-25 10:00
| Dan Barbenel


