2025年 01月 20日
新デュオ Osmo (オズモ)デビュー 東京、一回のみ限定公演 |
新たなデュオ Osmo (オズモ)がデビューする。4 月 20 日公演が決まった。
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自身のトリオを Marilyn Mazur(マリリン・マズ-ル)と Klavs Hovman(クラウス・ホウマン)と一緒に持ち、欧米の名だたるミュージシャンとの共演も多いデンマーク在住の平林牧子と、かたや素材を世界中から見出し、それを楽器に作っていく、リトアニア在住でヨーロッパとの文化交流もはかる永井朋生との新生デュオ。4 月にレコーディング後のライヴを東京で一日限定で行う。
+ 寄付に伴う特典対象公演 + (「寄付のお願い」参照)
ピアノ・トリオを始め、ヨーロッパを代表する個性的なミュージシャンとのコラボレーションを重ね 、華々しい活躍を繰り広げるコペンハーゲン在住のピアニスト 平林牧子(Makiko Hirabayashi)。その詩的でかつエネルギーに溢れた独特なサウンドは非常にユニークで、作曲家としても国際的に知られている。永井朋生(Tomoo Nagai)はリトアニアと東京を行ったり来たりしながら、世界各地で出会った素材で音を見つけ出す。それを自ら楽器にして音楽へ昇華するパーカッショニスト。
二人は 2024年 夏に活動を始め、ピアノ、パーカッションというそれぞれの楽器の可能性を探りながら、実験的かつ丁寧に音を生み出してゆく。その音楽は空間そのものに音で絵を描いていくように場所に深く溶け込み、一つの世界となっていく。2025 年 4 月、福島県西会津の尾野本講堂でのレコーディングを経て東京に音を届ける。
出演
平林牧子 ピアノ、作曲 Makiko Hirabayashi / Piano, Composition
永井朋生 パーカッション、作曲 Tomoo Nagai / Percussion, Composition
公演
4月 20 日(日) 18:30 開場 19:00 開演 東京 代官山 代官山教会
前売 4,000 円 当日 4,500 円
代官山教会のニューヨーク・スタインウェイ・ピアノと自作パーカッション/楽器を天井高のある教会ホールで演奏するレア・コンサート
公演のご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛て)或いは電話(090 1691 7988)にてお願いします。必ず、お名前(姓名)、住所(郵便番号も)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。尚、電話は聞き間違い、書き間違いなど起こり得ますので、できる限りメールでお願い致します。電話はつながり難い場合があります。メールでのご予約は、折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。前売で売切れの場合は当日チケットを発行しませんのでご注意下さい。
チケットの注意事項(http://bigstream.main.jp/music/tickets.html )をご覧ください。
試聴
曲「あ」
曲「う」
平林牧子
ピアニスト/作曲家。1966 年東京に生まれ、4 歳よりピアノ、9 歳よりヴァイオリンを始める。中学、高校の5 年間を香港で過ごし、このころから多種の文化に接し、世界への眼を開くことになる。1987 年、ボストン、バ-クリ-音楽院より奨学金を得て渡米。主に作曲を学ぶためであったが、在学中にジャズ、即興の世界に強い影響を受け、演奏の道に力を入れるようになる。
1990年、ヨ-ロッパに渡り、コペンハ-ゲンを中心にピアニスト、作曲家としての活動を始める。ジャズシーンに限らず、ブラジル、キューバ、アフリカ、スペインなどから移住してきたミュージッシャンらと様々なプロジェクトを結成、幅広くライブ活動、アルバム製作を行い、経験を重ねる。1995年、ヨ-ロッパ・ジャズ・コンテスト(ベルギ-)において、Quartet Sisters(クァルテット・シスターズ)とともにベスト・アレンジメント賞、パブリックアワ-ド、総合 3位を受賞。
2001年、北欧を代表するパ-カッショニスト/ドラマ- Marilyn Mazur(マリリン・マズ-ル) ---- マイルス・デイヴィス・グル-プ(’85 – ’89) 参加 --- 、ベ-シスト Klavs Hovman(クラウス・ホウマン)を迎え、トリオを結成。初のリ-ダ-作となるアルバム ”Makiko”(2006年)が、ドイツの名門ジャズレ-ベル、エンヤよりリリ-スされ、デンマ-クをはじめ、ヨ-ロッパ各国で好評を得る。2009年、セカンドアルバム “Hide and Seek” を発表し、ジャズ批評誌ジャズ・オ-ディオ・ディスク大賞、ジャズ・メロディ-大賞で W 金賞を受賞。このトリオを率いてヨーロッパ各国を始め、日本へもコンサート活動を広げる。
トリオに並行してトランペッタ- Flemming Agerskov(フレミング・エアスコウ)、サックス奏者 Bob Rockwell(ボブ・ロックウェル)とのデュオ・プロジェクトなど、個性的なミュージッシャンとのコラボレーションを重ね、合計 10 枚のリーダー作を発表してきた。2020 年、デンマーク作曲家協会(DJBFA)より名誉賞を受賞。2021 年には、新しく結成されたクァルテット、ウィーヴァーズ によるデビュー作がデイニッシュ・ミュージック・アワーズにおいて、ベストジャズアルバム賞を受賞。サイドマンとしても、数々のアルバムに参加、 Enrico Rava(エンリコ・ラヴァ)、Norma Winstone(ノーマ・ウィンストン)、Nils Petter Molvær(ニルス・ペッター・モルヴェア)、Eivind Aaset(アイヴィン・オーシェット)、Fredrik Lundin(フレデリック・ルンディン)など優れたヨーロピアン・ミュージシャンとの共演が多い。


永井朋生
パーカッショ二スト、作曲家。1975 年静岡生まれ。東京芸術大学大学院修了。世界各地で出会った素材から、独自のコンセプトに基づいて音を見つけ出す。それを楽器として音楽へ昇華するパーカッショニスト。Jazz や即興、現代音楽のフィールドで活動しながらジャンルを超えたセッションやソロのライブを行う。また、映画、TV、ラジオ、舞台、公共施設の音楽デザインなどの作曲活動を行っている。 ヨーロッパでのプロジェクトを多く展開し、現在リトアニアと行ったり来たりしながら日本とリトアニアの文化的交流にも尽力している。また、八王子で見つけた素材のみで作り上げる楽器の集合体=音響彫刻の Kinon (キノン)を 2022 年より 10 年かけて現在制作中。
世界文化遺産の三保松原にある三保松原文化創造センター(みほしるべ)の館内音楽「オトノキ」、和歌山県白浜の南方熊楠記念館、館内音楽「南方熊楠音楽」、同県JRきのくに線の31駅のホームの音楽「Sounds for 31 Stations」、東京都天王洲アイル セントラルタワービル内の音楽「Sounds for TENNOZ CENTRAL TOWER」、東京都八王子市「タカオネ」など、公共施設の音楽作曲、音のデザインとして作曲。 ブラジルのテアトルユバ、静岡SPAC「王国空を飛ぶ」、劇団ひまわり「友達」、リトアニアの舞台作品「LAUKYS」、映画「ほとく」や「たまご」等の音楽を担当。NHKスペシャル「人類誕生」やテレビ番組「イアリー」、「先生さようなら」、角川映画「世界でいちばんあかるい屋根」の音楽への参加、NIKE LAB RADIO「夢の処方箋」音楽担当。日本遺産の八王子「桑都物語」導入動画の作曲、日本遺産鳥取の動画用曲の作曲などを行う。
2013 年、フランス C.C.F.J.T よりソロ・アルバム「514 Pictures」、その他アルバム多数発表。
2016 年、「幾何学の森、アートワークからスタジオセットへ」の共同企画のサウンドデザインとして「グッドデザイン賞」受賞。
2017 年、NHK World “ Journey to Honor Victims”にて活動を番組化される。
主催:Office Ohsawa
協力:Disk Union
by invs
| 2025-01-20 12:11
| Osmo