2025年 03月 06日
ツアー三日目、本日ノルウェーのピアニスト Eyolf Dale (エイオルフ・ダーレ)東京公演、これまでの公演の感想 |
本日はツアー三日目、ノルウェーのピアニスト Eyolf Dale (エイオルフ・ダーレ)の東京公演が代官山の「晴れたら空に豆まいて」で行われる。
初日の千葉稲毛、二日目の柏公演とも彼らしいインプロと作曲が交錯するピアノの演奏だった。ソロ一枚目、ソロ二枚目、トリオの一枚目、二枚目、三枚目から作曲した曲を選び、その間にインプロを入れて、毎日異なるストーリーを見せていた。同じ曲でも決して同じようには弾かない。始まり方は本人も意識しない、どうなるのかわからない始まり方だ。気が付いたらあの曲になっていたという感じだから、曲を初めて聴く方はどこから作曲が始まったのかわからない。
興にのるというか、無意識の世界に入ると Eyolf は弾くと同時に口ずさみ出す。頭も大きく振り、手も胸にあてるかと思えば、宙を見て何物も視界に入らないようだ。アルペジオ的ニュアンスで弾くかと思えば、高音に到る連続スケールをもの凄い速さでまとめてしまう。静かなパッセージの中に突然、右手の刺すような和音が響き、それが数回繰り返される。緩急自在な、でも図ったような計画性は全くなく、ごく自然に、移っていく。
昨日、ちょうど 40 才の誕生日だった。節目の年を異国日本で迎えた心境はいかようであったか。今日の公演で、そして演奏で、覗いてみよう。

by invs
| 2025-03-06 17:39
| Eyolf Dale

