2025年 03月 16日
ドキュメンタリー・ヴィデオ - スイスのバンド Sonar(ソナール)、David Torn(デイヴィッド・トーン)とのアルバム作り |
スイスのバンド Sonar(ソナール)がギタリスト David Torn(デイヴィッド・トーン)とともに 2018年リリースのアルバム "Vortex"(渦巻) 作りを撮影したドキュメンタリー・ヴィデオ (ディレクターズカット版)が出来上がり昨日 3/15 に公開された。
ヴィデオ 1 時間 28 分 58 秒
"Vortex" は Sonar が初めて David をゲストプレイヤー、プロデューサーとして制作に加えたアルバムだ。それは 2017 年、スイスの Maur(マウル)にある Powerplay Studio で行われた。当初 David は数曲のゲスト的扱いで参加していたが、その爆発力で Sonar のそれまでの、予め曲を作っておいて制作していくアプローチとは別に、一曲全部インプロヴィゼーションで完成させるまでにバンドを「成長」させた。
もともと Nik Baertsch (ニック・ベルチュ)の作曲にとても興味を持ったギタリスト/作曲家 Stephan Thelen (ステファン・テーレン)のバンドだっただけに、ミニマル・グルーヴを基本としたアナログで反復的フレーズを多様していたが、そこに David が持ち込んだスペーシーとも呼ぶべきギターワークが合わさり、重厚だが繊細でもある、ロックが入っているがそれだけではない、何とも言えない雰囲気になっている。バンド・メンバーでギタリストの Bernhard Wagner(ベルンハルト・ヴァグナー)はヴィデオの中でこれを「(David の参加で)野獣が檻から放たれた」と言っている。
最初期のアルバム、Nik が主宰する Ronin Rhythm Productions よりリリースされた 2012 年の "Flaw of Nature" (自然の流れ)と 2023 年のアルバム "Three Movements" を聴けば違いがわかるだろう。
ヴィデオに収録されている David の説明が非常にいい。ジャーナリスト Anil Prasad の質問に答えて行われているが、曲作り、プロデューサーとしての役割、技術的な事柄など奥が深い。
Bernhard が言っている「バンドがスイス的」なのは、時計のように歯車が精巧に噛みあい、数字と関係あること、もう一つはどこか控えめなところ(楽器の他は特にエフェクトなど必要ない)が印象的だ。
by invs
| 2025-03-16 10:21
| Sonar


