2025年 08月 30日
ノルウェ―、ジャズ界の大ヴェテラン・バリトンサックス・プレイヤ― John Pål Inderberg (ジョン・ポール・インデルベルグ)率いるスーパートリオ公演 |
ノルウェ―、ジャズ界の大ヴェテラン・バリトンサックス・プレイヤ― John Pål Inderberg (ジョン・ポール・インデルベルグ)率いるスーパートリオ公演

かつて Lee Konitz(リー・コーニッツ)や Gil Evans(ギル・エヴァンス)と共演、
今もジャズ界の第一線で活躍するバリトン・サックス・プレイヤ―、
ノルウェ―・ジャズ界を支えてきた、旧トロンハイム音楽院の「大」教師率いるトリオ
伝統と革新の音にユーモアたっぷりのライヴで見どころ一杯 

トリオ・プロフィール
ジョン・ポール・インデルベルグ・トリオは 2016 年にデビュー作 “Linjedalsleiken” (リニェ谷の舞曲)を発表して以来、彼らはヨーロッパ、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、そしてノルウェー国内を広くツアーしてきた。その後、アルバム ”Radio Inderberg” (ラジオ・インデルベルグ)/2020年と ”Radio fra ura” (大地からのラジオ)/2022 年を AMP Music and Records からリリースしている。
インデルベルグはこの夏 75歳を迎えるが、これまで以上に精力的に演奏を続けている。彼の長く充実した意味深いキャリアは継続していて、まだ道半ばだ。これらのアルバムに収められた歓びに満ちたアンサンブルは、そのことを物語っている。
この音楽は、トリオが北欧の伝統音楽とアフリカ系アメリカ人ジャズ、そしてダダ的言語を融合させたいという願いを表している。トリオは重要な逆説の中、つまり伝統への敬意から、それぞれの演奏者は北欧音楽やアメリカ音楽の一部を模倣するが、その目的は「模倣したものと同じには聴こえない」ことにある。バンドは、個々の美学的嗜好と確立された伝統音楽的選択との境界の中で、自らの音楽を発展させている。
John Pål Inderberg (ジョン・ポール・インデルベルグ) - baritone sax
Håkon Mjåset Johansen (ホーコン・ミョーセット・ヨハンセン)- drums
Trygve Waldemar Fiske (トリグヴェ・ヴァルデマー・フィスケ)- double bass
John Pål Inderberg と ドラムの Håkon Mjåset Johansen (ホーコン・ミョーセット・ヨハンセン)は Steinar Raknes Quartet の一員として以前、Real & True Live Series に参加したことがある。また Håkonは Urban Connection(アーバン・コネクション)、Motif(モティーフ)、Håvard Stubø Quartet (ホーヴァ―ル・ステュ―ベ・カルテット)や Steinar Raknes Quartet(スタイナー・ラクネス・カルテット)でも来日した Real & True Live Series 常連ミュージシャンでもある。ダブルベースの Trygve Waldemar Fiske (トリグヴェ・ヴァルデマー・フィスケ)は自身のバンド Waldemar 4 で活動する他、Heidi Skjerve Quartet (ハイディ・シャルヴェ・カルテット)や Hanna Paulsberg Concept (ハンナ・パウルスベルグ・コンセプト)のメンバーとしても活躍する。
トリオメンバーの Håkon Mjåset Johansen(ドラム)と Trygve Waldemar Fiske(ダブルベース)はジャズ教育でノルウェー随一と言われたトロンハイム音楽院で John Pål Inderberg の指導を受けたことがある。後年、それぞれ優れたミュージシャンとなってからこのトリオに参加することとなった。

公演
11/26 水 稲毛 Candy
11/27 木 東京 代官山 晴れたら空に豆まいて
11/28 金 横浜 Airegin
11/29 土 柏 Nardis
すべて 前売 3,500 円 当日 4,000円 drink 別
すべて 19:00 open 19:30 start 但し、東京公演のみ 18:30 open/19:15 start opening act ー 類家心平(trumpet)、瀬尾高志(bass)、福盛進也(drums) / 20:30 start John Pål Inderberg
公演のご予約お申込みはメール(ticket@spn1.speednet.ne.jp 宛て)或いは電話(090 1691 7988)にてお願いします。必ず、お名前(姓名)、住所(郵便番号も)、電話番号、希望日、チケット希望枚数をお知らせ下さい。尚、電話は聞き間違い、書き間違いなど起こり得ますので、できる限りメールでお願い致します。電話はつながり難い場合があります。メールでのご予約は、折り返し、チケットの有無、お支払方法をご連絡いたします。前売で売切れの場合は当日チケットを発行しませんのでご注意下さい。
John Pål Inderberg(ジョン・ポール・インデルベルグ ) プロフィール
雪が多い山に囲まれた土地、ノルウェー中部の Steinkjer(スタインジャール) で伝統音楽を聴いて育った。音楽をやるようになってからは、Lee Konitz(リー・コーニッツ), Warne Marsh(ワーン・マーシュ) や Gil Evans(ギル・エヴァンス)と一緒に演奏し、芸術としてのジャズを学んだ。彼のバリトン・サックスは Gerry Mulligan(ゲリー・マリガン)にインスピレーションを得た音と豊かなノルウェー・フォークの手法で構成されている。長年、楽器の演奏に心血を注ぎ、音楽を深く愛することによりユニークなバリトン・サックス音楽スタイルを確立している。
John Pål Inderbergはノルウェー名門トロンハイム音楽院でダブルベースの Steinar Raknes (ソロ、Tore Brunborg Slow Snow Quartet、Steinar Raknes Quartet、The Core、Arvvas)やドラムの Håkon Mjåset Johansenなど多くの優れたジャズ・ミュージシャンを教え育てた「大教師」。現在もトロンハイム音楽院の後継である NTNU (ノルウェ―科学技術大学)の教授を務めている。
試聴
曲 “You’d be so Nice” Bergen Jazzforum
アルバム “Radio fra ura” Spotify
主催 Office Ohsawa
協力 Disk Union
後援 ノルウェ―大使館
by invs
| 2025-08-30 18:02
| John Pal Inderberg T



