2025年 09月 27日
ノルウェ―の Oddgeir Berg Trio(オッドガイ・バルグ・トリオ、本日、日本ツアー 4日目 - 柏、初日、東京公演の感想 |
ノルウェ―の Oddgeir Berg Trio(オッドガイ・バルグ・トリオは本日、日本ツアー 4日目を迎える。会場は柏の Nardis だ。
初日の東京公演はドラム・ソロやベース・ソロがふんだんに入った曲 "Bring on the Night" で始まった。ドラムは日本初登場の Runar Netland(ルーナー・ネットラン)、ベースは来日が急遽変更となった Audun Ramo(アウドゥン・ラモ)に代わり、Real & True Live Series に何回も出演している Roger Arntzen (ロジャー・アルンツェン、バンド In the Country) だ。
トリオの特徴は Oddgeir がステージで強調していたように、哀愁と陶酔の両極を行き来するダイナミックなアプローチにある。静かでメロディ・ラインがはっきりしていて、ピアノの右手が流れるようにフレーズを奏でる「哀愁」とドライヴが効いた、ピアノの左手がベースラインを強く弾く、疾走する「陶酔」が相まみえる。
二セットを 2時間かけて演奏する、ジャズにしては長めのプログラムだが、ピアノ・ソロも含めて各メンバーのソロをここかしこに取り入れ飽きさせない。ロック・ナンバーも Radiohead や Beach Boys の Brian Wilson の作曲したものがあり、ヴァラエティに富んだ内容だった。Brian Wilson の曲のところでは、オーディエンスの参加を促したり、楽しさを持ち来み、普通のジャズが陥りがちな「クールな」ライヴにならないよう工夫していた。
(アンコール前の)最後の曲 "Post Mortem" は Mortem(ラテン語で「死」) が示すように、死を見つめた静かな瞑想曲だが、これを最後にもってくる(前回来日公演でもそうであった)ことが必然であるかのような、厳粛さをこのトリオは、楽しさの影に持っている。
by invs
| 2025-09-27 13:28
| Oddgeir Berg Trio

