ノルウェ―のパーカッション・プレイヤー Terje Isungset (テリエ・イースングセット)今晩、新潟公演 |
ノルウェ―のパーカッション・プレイヤーTerje Isungset (テリエ・イースングセット)は来日 4 日目、今晩、新潟公演となる。会場は古町の JazzFlash だ。

Terje は子供の頃アコーデオンを弾く父親と一緒に演奏して独学で演奏の実際を学んだ。いわゆる公式の音楽教育というものを受けていない。最初はアメリカのフォークやタンゴなど普通にアコーデオンでやる曲をドラム演奏していた。12 才で初めてコンサートをやり、それからロック、ポップ、ジャズなど様々なバンドで演奏したが、やがてそういう誰でもできるようなことから離れて演奏したくなった。
そうしてノルウェ―のリリハンメルでの冬季五輪の時、凍った滝の元で演奏したのを皮切りにスウェーデンのアイス・ホテルからの誘いで氷の楽器演奏へと発展した。文字通り前人未踏の領域から演奏を始めたので学ぶことは多かったという。
氷の楽器の演奏では氷という自然を相手にする。温度が高ければ氷の音が悪いし、質の悪い(例えば水道水など化学物質を添加したもの)水も音が良くない氷になる。温かければ氷は溶けてくるし、まことに扱い難い。その過程で自然が最も大事だということを学んだ。
こうやって氷の楽器演奏の第一人者が出来上がった。今や世界中から氷の楽器演奏を依頼され、それぞれの地域にふさわしいプロジェクトを開発し、地域に貢献している。日本でも最初に北海道支笏湖、尼崎、東京大田区で氷の楽器演奏をしている。
今回のツアーでは氷の楽器演奏はないものの、その原点となった「他の人ができない演奏」がご覧になれる。パーカッション公演というと普通のパーカッション、例えばタンバリン、カスタネット、鈴、鉦などを連想する方もいるが、それとは一味も二味も違う。それに Terje は野生山羊の角笛、口琴、石なども使う。まったく新たなコンサート体験をされると思う。

