2006年 08月 16日
Nik Baertsch インタヴュー (続き) |
(聞き手) 特にMobile (モビール)ではどそうだと思うのですが、音楽が本当に存在するためには各メンバーが一つのグループ精神の下に自分たちのエゴを置くということがとても大事になるでしょう。
(Nik) その通りだ。まったく。私たちにはそれがうまくいくという保証はなかった。バンドが数年の間に成長するかどうかは分からなかった。それで、もし皆がずっと一緒にい続けたら、音楽を発展させることができるかどうかを探るため、いろいろなプロジェクトを作ったのだ。危機的状況を幾つかくぐりぬけた。あの 36時間コンサートの後、その経験があまりにも面白かったので、次の3年間にわたるコンサートのトリロジーを作り上げた。
質問にあった「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」とは何かについて話そう。私のそれまでの成果、そして特にこのトリロジーの発展、Mobile との、そして後になってRonin との作業を経験して、非常にインテレクチュアルな新クラシック音楽に対する、音楽的儀礼(リチュアル)とグルーヴ音楽を創造していくミクスチャーというものを見つけた。私も新クラシック音楽は好きだが、私には精神とともに身体も必要なのだ。「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」というフレーズは(私たちの音楽が)どういうものかを表すためのちょっとした言葉なのだが、その背景には大きな宇宙がある。多くのディテイルがあるのだ。
最初の(36時間)コンサートの後、このような儀礼やイヴェントを創りだすのは単にチャレンジングであるだけでなく、多くの時間、お金、準備が必要だということに気が付いた。約3年後にもっとフレキシブルな、そしてある意味、攻撃的なグループで演奏するのも面白いのではないかと思った。それでRonin が誕生したのだ。その背景には、これが重要なのだが、私が自分を見つけるためとそのコンサートに備えるため武道を学んでいたことがある。この Ronin の精神、この武道の精神、特に合気道、は私にとってとても重要だった。そのおかげで私はずっと集中することができ、かつとても謙虚で礼儀正しくしていられたのだ。他人や世界や他の音楽スタイルを無視したりするようなラディカルさはなかった。そのおかげで、私は自分の道をはずれることがなかった。したくないことをしてお金を稼ぐというようなことはしないという意味あいで、自分の音楽だけをやり他のことはやらなくてすんだ。私にははっきりした精神と訓練された身体があってそのようなリチュアルをすることができたのだ。Ronin とは武道精神に沿う名前だが、彼らは主のいない侍でもある。彼らは一種のアンダーグラウンドの人々であり、社会の半分影になった部分にいる人々でもある。彼らはRoninの世界についてのすばらしい漫画や映画のストーリーでしばしば描かれている。私はアイロニックな意味合いとしてそれが好きだ。
(Nik) その通りだ。まったく。私たちにはそれがうまくいくという保証はなかった。バンドが数年の間に成長するかどうかは分からなかった。それで、もし皆がずっと一緒にい続けたら、音楽を発展させることができるかどうかを探るため、いろいろなプロジェクトを作ったのだ。危機的状況を幾つかくぐりぬけた。あの 36時間コンサートの後、その経験があまりにも面白かったので、次の3年間にわたるコンサートのトリロジーを作り上げた。
質問にあった「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」とは何かについて話そう。私のそれまでの成果、そして特にこのトリロジーの発展、Mobile との、そして後になってRonin との作業を経験して、非常にインテレクチュアルな新クラシック音楽に対する、音楽的儀礼(リチュアル)とグルーヴ音楽を創造していくミクスチャーというものを見つけた。私も新クラシック音楽は好きだが、私には精神とともに身体も必要なのだ。「リチュアル・グルーヴ・ミュージック」というフレーズは(私たちの音楽が)どういうものかを表すためのちょっとした言葉なのだが、その背景には大きな宇宙がある。多くのディテイルがあるのだ。
最初の(36時間)コンサートの後、このような儀礼やイヴェントを創りだすのは単にチャレンジングであるだけでなく、多くの時間、お金、準備が必要だということに気が付いた。約3年後にもっとフレキシブルな、そしてある意味、攻撃的なグループで演奏するのも面白いのではないかと思った。それでRonin が誕生したのだ。その背景には、これが重要なのだが、私が自分を見つけるためとそのコンサートに備えるため武道を学んでいたことがある。この Ronin の精神、この武道の精神、特に合気道、は私にとってとても重要だった。そのおかげで私はずっと集中することができ、かつとても謙虚で礼儀正しくしていられたのだ。他人や世界や他の音楽スタイルを無視したりするようなラディカルさはなかった。そのおかげで、私は自分の道をはずれることがなかった。したくないことをしてお金を稼ぐというようなことはしないという意味あいで、自分の音楽だけをやり他のことはやらなくてすんだ。私にははっきりした精神と訓練された身体があってそのようなリチュアルをすることができたのだ。Ronin とは武道精神に沿う名前だが、彼らは主のいない侍でもある。彼らは一種のアンダーグラウンドの人々であり、社会の半分影になった部分にいる人々でもある。彼らはRoninの世界についてのすばらしい漫画や映画のストーリーでしばしば描かれている。私はアイロニックな意味合いとしてそれが好きだ。
by invs
| 2006-08-16 13:24
| Nik Bärtsch's Ronin

