2007年 02月 07日
Terje Isungset - 口琴/ドラム/パーカッション |
アイス・ミュージックを演奏している新譜 "Two Moons”での作曲について、Terje (テリエ)はこう言っている。「自分で作曲したものでメロディーのある部分は全部最初は口琴で作って、それを氷の楽器でプレイしている。口琴は自然の音がそのまま出るのでいい。」
テリエはスウェーデンのモダン・トラッド・バンドで演奏するときだけではなく、インプロヴィゼーションで行うセッションでもよく口琴を使う。楽器としての原初的な形態、音色、演奏方法、「自然派」であるテリエにとってはよくなじむ楽器なのではないか。
来る 2/19、江古田の Buddy での公演では、ドラムやパーカッションも使うが、口琴も演奏する。共演する巻上公一も口琴の名手だから、相当面白い展開になるはずだ。パーカッション類はノルウェーから持ち込んでくる。これと鈴木理恵子奏でるヴァイオリンや中村仁美の篳篥とのからみも興味深い。CDでも聞いていればわかる(普通、CDではわかりにくい)のだが、テリエの演奏には変なてらいが一切なく、音が純粋にまっすぐ聞く者に届いてくる。演奏者の意識や理性が無理なく「無」となり、あらゆる「色付け」から遠ざかる。
こういう音の出し方をする人は数少ない。
テリエはスウェーデンのモダン・トラッド・バンドで演奏するときだけではなく、インプロヴィゼーションで行うセッションでもよく口琴を使う。楽器としての原初的な形態、音色、演奏方法、「自然派」であるテリエにとってはよくなじむ楽器なのではないか。
来る 2/19、江古田の Buddy での公演では、ドラムやパーカッションも使うが、口琴も演奏する。共演する巻上公一も口琴の名手だから、相当面白い展開になるはずだ。パーカッション類はノルウェーから持ち込んでくる。これと鈴木理恵子奏でるヴァイオリンや中村仁美の篳篥とのからみも興味深い。CDでも聞いていればわかる(普通、CDではわかりにくい)のだが、テリエの演奏には変なてらいが一切なく、音が純粋にまっすぐ聞く者に届いてくる。演奏者の意識や理性が無理なく「無」となり、あらゆる「色付け」から遠ざかる。
こういう音の出し方をする人は数少ない。
by invs
| 2007-02-07 10:46
| Terje Isungset