2007年 03月 04日
Pauliina Lerche - Pit Inn 公演初日 |
ステージにバックバンドの男性三人が登場し演奏を始める。それに続いてPauliina と妹のHansu が出てきて、Pauliina Lerche の東京公演初日(Pit Inn 公演)が始まった。PauliinaとHansu は母親が作った衣装を着ている。Hansu が手縫いで刺繍したデザインはやはりカレリア地方風になっている。曲は "Vot i kaalina"、Pauliina のお気に入りの曲だ。
バンドの楽器アレンジで才能を発揮するTuomas (ギター・ドブロ)の緻密なギターのカッティングを軸に全員が絶妙な一体感をもってPauliina のアコーデオン、カンテレと歌をダイナミックに支える。自然で、まっすぐで気持ちがいい。演出され過ぎの音楽が溢れている世の中にあっては貴重な「清流」だ。でもだからといって素朴一辺倒というわけではない。よく練られたアレンジとそれを可能にするメンバーのテクニックがPauliina の曲を輝かせる。注意深く観察すると、自然であっても野生ではなく、極めて洗練された音楽だということがわかってくる。二律背反的な離れ業を成し遂げているのは素晴らしい。
これからもPauliina を応援したい。そう思った公演だった。
バンドの楽器アレンジで才能を発揮するTuomas (ギター・ドブロ)の緻密なギターのカッティングを軸に全員が絶妙な一体感をもってPauliina のアコーデオン、カンテレと歌をダイナミックに支える。自然で、まっすぐで気持ちがいい。演出され過ぎの音楽が溢れている世の中にあっては貴重な「清流」だ。でもだからといって素朴一辺倒というわけではない。よく練られたアレンジとそれを可能にするメンバーのテクニックがPauliina の曲を輝かせる。注意深く観察すると、自然であっても野生ではなく、極めて洗練された音楽だということがわかってくる。二律背反的な離れ業を成し遂げているのは素晴らしい。
これからもPauliina を応援したい。そう思った公演だった。
by invs
| 2007-03-04 12:42
| Pauliina Lerche