2007年 04月 05日
Pauliina Lerche - カンテレ |
フィンランドから来日したPauliina Lerche (パウリーナ・レルヒェ)のメイン楽器はボタン式アコーデオンだが、それ以外にもカンテレやヴァイオリンを弾く。カンテレは先のReal & Trueコンサートでも使用したが、会場全体を包み込むような繊細ではあるが「全体感」のようなものが強く感じられた。倍音効果かも知れないが、聞こえるはずのない音やメロディーが浮遊し、何ともいえない高揚感があった。
今回使用したカンテレはごく簡単な原理でできたエレクトリック・カンテレだが、伝統楽器を新たな形で取り入れ、音作りに幅と奥行きを与えているのはすばらしい。カンテレを取り入れているフィンランドのバンドやソロ・アーティストは多いが、バンドの中で有機的に活用するのはなかなか難しい。下の写真は 3/6 京都 RAG公演でカンテレを弾くPauliina だ。
photo: Office Ohsawa
今回使用したカンテレはごく簡単な原理でできたエレクトリック・カンテレだが、伝統楽器を新たな形で取り入れ、音作りに幅と奥行きを与えているのはすばらしい。カンテレを取り入れているフィンランドのバンドやソロ・アーティストは多いが、バンドの中で有機的に活用するのはなかなか難しい。下の写真は 3/6 京都 RAG公演でカンテレを弾くPauliina だ。

by invs
| 2007-04-05 14:01
| Pauliina Lerche