2007年 06月 07日
Teemu Mattsson (テーム・マットソン) - 5/26 公演 |
5/26 20:00 の部、二番手はTeemu Mattsson (テーム・マットソン)だ。今回の「ミュージック from フィンランド」公演は二日間に亘り開催されたが、Teemu のクインテットはバンド側の事情があり、5/26 Pit Inn での一回きりの公演となった。バンドメンバーにクラブ・ジャズ系で今をときめく Five Corners Quintet のメンバーがいたり、、やはり同じFive Corners Quintet のメンバーで来日もしている Jukka Eskola (ユッカ・エスコラ)がTeemuと同じフィンランドのレーベル Free Agent Records からCDをリリースしていたりする背景もあって、若い世代の人たちが会場に多く見られた。
photo 前沢春美
Teemu は「メロディーラインを大切に」して、「曲の大部分はインプロよりは作曲」というアプローチをとると自ら語っているが、実際クインテットの演奏は統制のとれた、すっきりしたバックの中にTeemu の抑え気味のトランペットが響き渡るというものだった。フィンランドで最も知られたプロのビッグバンド・ジャズ・オーケストラである UMO Jazz Orchestra のリード・トランペッターで、「顔」でもあるが、その落ち着いた演奏には定評がある。「ミュージック from フィンランド」公演出演者の中では最も「いわゆるジャズ」に近いが、そこはやはり北欧の北東端に位置するフィンランドだけあって、透明感を湛えた湖を静かに眺めるようなひねりがある。
今回は本当に短い日本滞在であったが、次回は「公演数を増やす」と言って去って行った彼らには日本の若いファンが確実についている。

Teemu は「メロディーラインを大切に」して、「曲の大部分はインプロよりは作曲」というアプローチをとると自ら語っているが、実際クインテットの演奏は統制のとれた、すっきりしたバックの中にTeemu の抑え気味のトランペットが響き渡るというものだった。フィンランドで最も知られたプロのビッグバンド・ジャズ・オーケストラである UMO Jazz Orchestra のリード・トランペッターで、「顔」でもあるが、その落ち着いた演奏には定評がある。「ミュージック from フィンランド」公演出演者の中では最も「いわゆるジャズ」に近いが、そこはやはり北欧の北東端に位置するフィンランドだけあって、透明感を湛えた湖を静かに眺めるようなひねりがある。
今回は本当に短い日本滞在であったが、次回は「公演数を増やす」と言って去って行った彼らには日本の若いファンが確実についている。
by invs
| 2007-06-07 09:33
| Teemu Mattsson

