2007年 06月 07日
Alamaailman Vasarat (アラマーイルマン・ヴァサラット) - 5/26 公演 |
5/26 20:00 の部トリは 地下世界のハンマーこと Alamaailman Vasarat (アラマーイルマン・ヴァサラット)だ。バンドの名前や曲名など彼ら特有のジョークなのだが、知らない人が聞いたらへヴィメタ・バンドと勘違いするだろう。もちろん、それも計算ずくなのだが、単なるパロディーでは知能犯の彼らとしては不満のはずだ。裏の裏の裏が元の裏と違うことを狙うと同時に息苦しくならないようにちゃんとユーモアや大人のかわいさを残している。それも意識的ではなく、彼ら自身のキャラクターが自然とそうさせる。このあたりのミックスがごく普通になんのてらいもなく行われている。緊張しているが緩んでいる。これを神業と呼びたくもなるが、平然とこなされてしまうとこちらも拍子抜けしてしまう。
photo 前沢春美
速くて、たくさん楽器を弾きつづける曲が多いので、一時間も演奏すればへとへとになると言っていた。聴いている方はもう少しやって欲しいと思うのだが、無理を言ってはいけない。最初から最後まで目が釘付けになった人も多いらしい。ライブ・レヴューがネット上に散見されるが、みなそう書いている。ステージ中央にサックスのヤルノとトロンボーンのエルノがいれば当然「絵になる」のだ。この二人の管楽器が醸し出すアンサンブルもよくできている。そして、ダブル・チェロ、足踏みオルガンとドラムが骨格を作り上げる。意表をついた楽器構成だが、音としては非常にいいバランスでかつ柔軟性に富む。チェロにしてもディストーションがへヴィーさを出す一方、生の弦の音を意識したクラシカルなソロフレーズやシンセ的エフェクト音など多くの音色を取り揃え、ここ一番というときに最もふさわしい選択をやってのける。過激さが完全に冷静な計画と判断と同居している。
何でこんなバンドが世の中に存在してしまったのだろうか。

速くて、たくさん楽器を弾きつづける曲が多いので、一時間も演奏すればへとへとになると言っていた。聴いている方はもう少しやって欲しいと思うのだが、無理を言ってはいけない。最初から最後まで目が釘付けになった人も多いらしい。ライブ・レヴューがネット上に散見されるが、みなそう書いている。ステージ中央にサックスのヤルノとトロンボーンのエルノがいれば当然「絵になる」のだ。この二人の管楽器が醸し出すアンサンブルもよくできている。そして、ダブル・チェロ、足踏みオルガンとドラムが骨格を作り上げる。意表をついた楽器構成だが、音としては非常にいいバランスでかつ柔軟性に富む。チェロにしてもディストーションがへヴィーさを出す一方、生の弦の音を意識したクラシカルなソロフレーズやシンセ的エフェクト音など多くの音色を取り揃え、ここ一番というときに最もふさわしい選択をやってのける。過激さが完全に冷静な計画と判断と同居している。
何でこんなバンドが世の中に存在してしまったのだろうか。
by invs
| 2007-06-07 23:14
| Alamaailman Vasarat

