2007年 11月 09日
Peter Hammill 公演 - 11/8 東京 楽屋公演 |
昨夜は日本公演二日目、東京の中目黒にある「楽屋(らくや)」にてPeter Hammill 公演が行われた。開演前、超満員の会場はPeter の熱心なファンどうしの交流なども見られ、期待感に満ち満ちていた。中には京都の公演をご覧になった方も何人かおられ、日本公演すべて制覇の計画進行中という感じであった。
19:30、満場の拍手の中、Peter が白一色のステージ衣装で現われ、ピアノを弾き始めると、会場は針一つでも落ちたら聞こえそうなくらいの静けさに転じた。すべての人が神経を集中して聞き入り、何一つとして見逃すまいとしていた。あとでPeter が「静かに聞いてくれて本当に嬉しかった」と言っていたが、これまで何百というコンサートを見た中で最も聴衆の集中度が高かったように思う。公演最後の方で演奏された "Still Life" で、Peter が弾くピアノの最後の音が伸びて、音が消えていくその後、さらにしばらく誰も何の音もたてないすばらしい静寂が訪れたのは、まさに感動的であった。音を出しているだけが音楽ではない。静けさの説得力というものを再認識させられた。
楽屋での公演は京都と異なり、次から次へと曲を繰り出し、一気にワンステージにまとめあげた。アンコールを入れて 一時間十分程度の濃密な公演だった。Peter のあの熱唱で、これだけの疾走は体力的にも気力的にも相当大変だ。4年前に心臓発作で倒れたとはとても思えない。「命がけ」というのが嘘にならないPeter の演奏には見るものを惹きつける普遍的な人間のすばらしさというものが体現されている。
19:30、満場の拍手の中、Peter が白一色のステージ衣装で現われ、ピアノを弾き始めると、会場は針一つでも落ちたら聞こえそうなくらいの静けさに転じた。すべての人が神経を集中して聞き入り、何一つとして見逃すまいとしていた。あとでPeter が「静かに聞いてくれて本当に嬉しかった」と言っていたが、これまで何百というコンサートを見た中で最も聴衆の集中度が高かったように思う。公演最後の方で演奏された "Still Life" で、Peter が弾くピアノの最後の音が伸びて、音が消えていくその後、さらにしばらく誰も何の音もたてないすばらしい静寂が訪れたのは、まさに感動的であった。音を出しているだけが音楽ではない。静けさの説得力というものを再認識させられた。
楽屋での公演は京都と異なり、次から次へと曲を繰り出し、一気にワンステージにまとめあげた。アンコールを入れて 一時間十分程度の濃密な公演だった。Peter のあの熱唱で、これだけの疾走は体力的にも気力的にも相当大変だ。4年前に心臓発作で倒れたとはとても思えない。「命がけ」というのが嘘にならないPeter の演奏には見るものを惹きつける普遍的な人間のすばらしさというものが体現されている。
by invs
| 2007-11-09 14:17
| Peter Hammill