Picidae （ピッキデー）

6/21-22 東京公演が決まったノルウェーのデュオ Picidae　（ピッキデー）は昨年、ノルウェー南部の港町Kristiansand（クリスチャンサン）のライブハウスで出会ったのだが、その時はまだどのレーベルとも契約していない新人だった。二人ともこれまでいろいろなバンドやユニットで活動してきていて、ミュージシャン仲間では知られているが、一般にはこれからが本番だ。

まずは　Picidae　（ピッキデー）としてのEP （曲数が限られたCD）を製作するが、それが日本デビューということになる。6月の公演には持参するということなので大いに期待したい。もっとも、どんな曲かわからないということで公演に行くのを躊躇される方もいると思う。そこで Real & True のサイトでは近く、Picidae　（ピッキデー）の曲を試聴できるようにする。この素晴らしいデュオは演奏がうまいというだけでなく、作曲が光っている。是非お聴きいただきたい。試聴用のサイト URL が決まり次第、発表する。ヴォーカルのSigrun Tara Øverland　（シグルン・タラ・エヴァラン）は、2006年のPunkt Festival （クリスチャンザンで開催されるアーティスト主導型のフェス）に出演した Anne Marie Almedal のバック（オートハープと歌）をつとめているが、公演を取材した"All about Jazz"サイトに記事として出ている。

Real & True ではミュージシャンが有名か無名かはまったく問わない。ステージ上での演奏と曲を特に重視した、音楽主体の判断基準で選定している。

photo: Ellen Suhrke